【第1回】シリーズ②の始まりに際して
一旦DXから離れてみよう

コラムのシリーズ①では、段取り八分、仕事二分のテーマのもとで、建設業のDXの取り組みについて書いた。DX認定を受けてDXに取り組んでいる中小の建設業がある一方で、どこから取り組んだら良いかもわからないという会社も少なくないと思われる。いきなりDXとか言われても敷居が高いと感じてしまう。それはそれ以前の環境が整っていないこともあるだろうし、経営者の理解が進んでいないこともあるだろう。
そこで一旦DXから離れて、経営者向けにITとかデジタルの本質について書いてみたい。かつてITをイットと読んだ大臣も居たように、通信技術や情報システムは頭から難しいと敬遠してしまう向きも少なからずある。そういう人でもスマホは使えていて、LINEで情報交換したり、Amazonで買い物したりしている。壁は技術やツールではなく言葉だったりする。確かに難解なIT用語や3文字英語に溢れているから、それだけで混乱してしまうかもしれない。
IT(Information Technology)と呼ばれる通信技術の発展には凄まじいものがある。その速度が早まったのは、1993年にインターネットの環境が一般に開放されたことからだ。このインターネットと呼ばれる通信網によって、世界中が繋がることになった。
次に起こった大きな変化はスマートフォンであろう。スマートフォンの原型は1900年初期からあったし、NTTドコモが1999年に「iモード」を開発して携帯電話からインターネット接続ができるようになった。しかし、普及が本格化したのは2007年にアップル社が発表したiPhoneからである。スマートフォンによって、個人が常時インターネットと繋がって通信が出来るようになった。
そして今、人工知能(AI)の一種である生成AIの時代を迎えている。インターネットやスマーフォンと同じような革新的な技術で、活用次第ではビジネス分野にも日常生活分野にも創造的な大きな変化をもたらす可能性がある。
技術の進化を大きな流れで捉えながら、どう活用するかが常に経営者に求められている。本質を理解すれば、ITもデジタルも難しいものではない。経営者にとって重要なのは、技術の理解ではなく可能性を理解することである。


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