vol.02

カレンダーを

自在に扱える、

『超システム手帳』

あまりに多機能なので、どう使うか戸惑うかもしれない『GEMBA Note』。 すべての仕事に活用できるのだが、今回は『とっても有能なシステム手帳』としてのGEMBA Noteをご紹介しよう。もう、紙の手帳には戻れない。

TEXT:T.MURAKAMI 村上タクタ

INFORMATION:MetaMoJi https://product.metamoji.com/gemba/gembanote/

flick! (フリック!)

枻出版社が発行するデジタルガジェット情報誌「flick! (フリック!)」で、MetaMoJi Noteの連載が掲載されています。

※このページは、2016年1月10日配信の『flick!』から抜粋しています。

Point.01

日付が入るので日報を書くのに便利TODOを貼り付けることもできる

GAMBA Noteには『デイリー』と『自由』のふたつのフォーマットがある。デイリーにすると、左上に日付が入る(表記は設定可能)。GEMBA Note活用のコツは、毎日の予定、メモ、結果などを一緒にすべてこのデイリーに書くことにある。いくつかのカテゴリーの仕事があるならタグを付けておけば、瞬時にセパレートできる。

日報のような運用方式がGEMBA Noteの基本。予定も、成果物もすべてここに書き込んでいく。タスクにはTODOを付ければ一覧することもできる。

Point.02

ノートにカレンダーを貼って自在に手書きで書き込める

 紙のシステム手帳も便利だが、好きなフォームが組み合わさっているとは限らない。また、年間、月間、週間などのカレンダーにそれぞれ書き写さねばならない。GEMBA NoteはiCloudやGoogleの任意のカレンダーを表示できる。年間や月間の長期のページを俯瞰することもできるし、1日の予定を詳細に決めることもできる。

もちろん、GEMBA NoteはMetaMoJi Noteをベースにしているから、スケジュールにおおまかに書き込みたいことは手書きでメモしておけばOK。デジタルと手書きの融合だ。

Point.03

未決定のスケジュールなどのメモ書きにとっても便利

アポイントの調整にも便利。たとえば「火曜日の午前か、水、木曜日の午後なら会えます」という調整を、複数同時進行させると最終的にダブルブッキングになったりすることがある。そんな調整時の不確定な予定は手書きで書いておき、確定したらiCloud/Googleカレンダーに書き込むような運用がとっても便利だ。『あいまいな考え』の表現が得意なのだ。

あいまいな未確定の予定はiCloud/Googleカレンダーのようなデジタルな手段では表現しにくい。GEMBA Noteなら同期したiCloud/Googleカレンダーの上に手書きで書き込める。

予定が確定したら、そのまま正規のデジタルの予定を入力することもできる。

GEMBA Noteはスケジュールのデジタル管理だけでは表現できないあいまいな部分を表現できる初めてのデジタルツールだといえるだろう。

Point.04

1日の行動予定をすべて張り込むことだってできる

俯瞰と詳細の管理を平行して行うことができるのが、GEMBA Noteのすごいところ。2のように月間カレンダーを管理したり、さらに年間などのカレンダーも作れる上に、それを同じデータを土台として、1日の予定で吟味することができる。紙のシステム手帳だと、書き写さねばならず写し漏れなどでダブルブッキングが起こりがちだが、iCloud/Googleカレンダーを表示させられるから、その心配もない。さらに、表示するカレンダーも選択できるから、プライベートを消したり、共有スケジュールだけを表示させたりもできる。

さらに、1日の予定を作り込むなら、電車移動の時間を検索する乗り換え案内サイトを貼り込んだり、移動のための地図画像を張り込んだり、先方で参照するPDFファイルを張り込んでおいたりもできる。また、結果のメモもここに加えておけばいいし、続けていくとすべての仕事はGEMBA Note上で完結しそうだ。