完全週休2日制とは、毎週2日の休日が確保される制度です。建設業では、現場を閉じる「4週8閉所」などの取り組みとあわせて進められています。時間外労働の上限規制が適用された2024年以降、休日の確保は経営課題として重みを増しています。完全週休2日制を進めるうえで課題になりやすいのが、限られた工期のなかでどう休日を増やすか、そして発注者とどう工期を交渉するかという点です。
要点は次の3点です。
- 完全週休2日制の導入は、現状把握から効果検証までの段階を踏んで進めることが現実的です。
- 工期交渉は、2025年12月に全面施行された改正建設業法を土台にすることで、根拠を持って進めやすくなります。
- 休日を増やす余地は、施工以外の時間(事務・移動・確認)の圧縮から生まれることが多く、現場の意識改革と情報共有の仕組みづくりが鍵になります。