若手育成の中でも、特に難しいのが安全管理の指導です。危険予知、いわゆるKY活動では、過去の事故やリスクを踏まえた判断が求められますが、経験の浅い若手にはその引き出しがまだ十分にありません。ここでは、eYACHOの安全AIソリューションが、この課題をどう補うかを説明します。
eYACHOの安全AIソリューションは、作業に潜むリスクの見落としを減らし、リスクアセスメントを支援する仕組みです。MetaMoJiが独立行政法人労働安全衛生総合研究所との共同研究で得た知見を反映し、大林組と共同開発しました。21種類の安全関連法令と、31種類の通達・ガイドラインをもとに、過去の災害事例・マニュアル・法令などを踏まえて、AIが作業内容や現場状況に応じたリスクと対策を提案します。作業内容を入力するとAIが参照情報を自動で選ぶ自動モードと、利用者自身が災害事例・マニュアル・法令を選択するインタラクティブモードの2つを、場面に応じて使い分けられます。
安全AIは、若手のKY活動の質を高めることにつながります。大林組の事例では、KY活動に安全AIソリューション(旧バージョン)の活用について紹介しています(※4)。経験の浅い若手でも、AIが示す具体的な事故事例をもとにすれば、注意点を伝えるときの根拠を補いやすくなります。ベテランにとっても、経験に頼りがちな判断を見直すきっかけになり、現場全体で安全の底上げを図りやすくなります。
なお、安全AIソリューションはeYACHOのスタンダード版以上で利用できます。実運用には、別途サーバーライセンスや構築費用等が必要です。基本機能を試せる30日間の無料トライアル(ベーシック版相当)では対象外となるため、安全AIの活用を検討する際は、対応するエディションをあわせて確認しておくとよいでしょう。