建設現場における帳票作成は、業務時間の大きな比重を占める非効率の温床となってきました。現場で紙の野帳に手書きをし、事務所に戻ってExcelに転記をし、複数の帳票に同じ情報を再入力する——こうした流れは2024年4月から始まった建設業の時間外労働の上限規制(原則として月45時間・年360時間)のもとでは、もはや維持できない構造になっています(※1)。
本記事では、「スマートテンプレート」と呼ばれる帳票自動化の仕組みを軸に、現場での帳票作成を完結させるための要件と具体的な機能、そして実際に導入企業がどれだけ時間を削減できているのかを、現場目線で解説します。一般的な「帳票作成ツールの選び方」ではなく、「現場で完結させる」ことに焦点を絞った内容にしています。
