導入事例【教育機関】

早稲田大学 

商学学術院 佐々木 宏夫教授

会議はもっと進化する 『メンバー同士を触発するゼミの場合』

佐々木宏夫 商学学術院教授・大学院基幹理工学研究科(数学応用数理専攻)教授は、早稲田大学におけるICTを活用した授業のGood Practiceを表彰する「第5回WASEDA e-Teaching Award」を受賞されました。MetaMoJi Shareを利用した新しい試みをお聞きしました。

早稲田大学商学学術院 佐々木宏夫教授

早稲田大学商学学術院 佐々木宏夫教授


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MetaMoJi Share導入のきっかけ

 佐々木教授は数年前、大怪我をして右腕が完全には上がらなくなったのをきっかけにiPadのノートアプリを教室のスクリーンに投影するという形で電子黒板として利用してきました。

 「MetaMoJi Shareは、その場でペンを使った手書きもできるだけでなく、前に書いた内容を簡単に再利用できる点も便利です。
 こうした使い方をしているうちに、もっと双方向性を持たせた使い方をしたいと感じるようになり、2016年度からはゼミの学生全員にiPadを持たせ、双方向的な利用のできるアプリ MetaMoJi Shareを使って、参加者全員で同じ画面に書き込みながら議論するという手法を導入しています。」(佐々木教授)

メンバー同士を触発して質の高い濃密な議論ができるゼミを実現

 「たとえば、ゼミの授業でひとりの学生がスライドを投影しながら発表をするようなシーンでは、それに対して教員や他の学生が『この証明はこうした方がいいのではないか?』などと意見を出す場合、以前はいちいち黒板の前に出てきて書きながら話す必要がありました。また、黒板に書いた内容は消えてしまうため、記録として残すには、それを書き写すか写真を撮る必要がある点も不便に感じていました。

 それがMetaMoJi Shareを使いますと、参加者全員が端末同士で同じ画面を共有できます。

 誰かがある箇所を指し示したり、図や文字を書き込んだりすると、他の共有者の画面上にもリアルタイムで反映されます。実際には学生が準備してきた発表用スライドに数式を指し示したり、ここのところをこうしたらいいのではないかとか、赤入れなども躊躇なくできます。
 新しい式を書いて説明したり、議論が紛糾して書くところがなくなると、投げ縄で範囲設定をして縮少して余白を作ったり、話題を変えるとき等、新しいページの追加までその場で参加者全員可能という自由自在な環境です。

ゼミのShareノート

ゼミのシェアノート

 このMetaMoJi Shareによるゼミは今までのものと根本的に違って、メンバー同士を触発して質の高い濃密な議論ができる画期的なものだと思います。」

(MetaMoJi専務 浮川初子記)

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本取材は2017年7月に行われました。画面キャプチャ、機能、肩書きは当時の情報に基づきます。

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