補助金は導入費を軽くしますが、成果を左右するのは、現場が使い続けられるかどうかです。ITに不慣れな担当者が多い現場では、導入しても使われずに終わってしまう、という声も少なくありません。製品選びでは、導入費だけでなく「定着のしやすさ」も評価軸に加えることをおすすめします。
定着のしやすさを見るときは、次のような点が参考になります。現場のスマホ・タブレットで完結するか、紙の帳票に近い感覚で入力できるか、既存のExcel帳票をそのまま活かせるか、導入時の講習やテンプレート作成の支援があるか、協力会社まで無理なく展開できるか、といった観点です。これらは、補助金の対象になるかどうかとは別に、現場での使われ方を左右します。
こうした定着の観点で、eYACHOには次のような特徴があります。eYACHOは紙の野帳と同じ感覚でペン入力ができるよう設計されており、キーボード操作が苦手な担当者でも使いやすいとされています。会社で長年使ってきたExcelやPDFの帳票を取り込んでテンプレート化できるため、業務フローを大きく変えずに導入しやすい点も特徴です。建設・土木・設備の専門用語を約4万語収録した手書き入力システム「建設mazec」を備え、手書きから専門用語へ変換できます(※10)。
導入後の支援も、定着を左右します。eYACHOでは、全国の販売パートナーと協業し、地元窓口での操作講習やテンプレート作成のサービスを提供しています。帳票作成そのものを外部に任せられるBPOサービスも用意されています(※10)。協力会社向けには限定ユーザー版(月額1,320円・年額13,200円/人・税込)があり、元請けが購入して配布する形で使えます。ただし限定ユーザー版は単独では購入できず、ベーシック版・スタンダード版・プレミアム版のいずれかを導入している企業が対象です。
導入を進めるときは、いきなり全社に広げるのではなく、まず1〜2の現場で試すスモールスタートも有効です。eYACHOは最小5ライセンスから導入できるため、小さく始めて費用対効果を確かめてから、社内やパートナーへ広げるという進め方がしやすくなっています。補助金の事業計画でも、こうした段階的な導入と効果の見込みを示しておくと、社内稟議や申請の説明がしやすくなります。
補助金で導入のハードルを下げつつ、こうした定着のしやすさもあわせて確認すると、導入後に使われないツールになることを防ぎやすくなります。