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是正指示をワンペーパーで完結!
写真・位置・説明を一元化した効率的な指摘方法

是正指示では、写真と図面上の位置と説明が別々に管理されていると、「どこの是正箇所についての指摘なのか」が分かりにくくなり、認識のずれや手戻りにつながることがあります。撮影した写真はカメラやスマートフォン、位置情報は図面やメモ、説明は口頭やメールといったように情報が分散していると、指摘した内容を正確に伝えることが難しくなります。

そこで本記事では、是正指示書を1枚(ワンペーパー)に集約し、写真・図面上の位置・説明を一元化する方法を解説します。あわせて、写真へ直接書き込んで是正指示を行う方法や、施工管理アプリ「eYACHO」を活用した効率化事例も紹介します。一般的な報告書の作成方法ではなく、現場で是正指示を正確かつ効率的に伝えるための実践的なポイントに絞って解説します。

是正指示をワンペーパーで完結!写真・位置・説明を一元化した効率的な指摘方法

是正指示が「ワンペーパー」で完結すると何が変わるのか

従来の是正指示では、現場で見つけた不具合を紙に記録し、事務所で報告書にまとめてから協力会社にメールや印刷で送るという運用が少なくありません。このように記録・清書・共有を別々に行うと、写真と説明の対応が分かりにくくなったり、撮影場所が正確に伝わらなかったりするなど、認識のずれや手戻りにつながることがあります。

ワンペーパーの考え方は、写真・図面上の位置・説明を1枚に集約し、是正指示に必要な情報を一度に確認できるようにすることです。受け手は複数の資料を見比べる必要なしに、是正内容だけでなく、優先度や対応期限も同じ紙面で把握できます。施工管理アプリ「eYACHO」でも、写真への直接書き込みや図面との連携によって、現場で記録した内容をそのまま共有できるため、抽象的な指示による認識のズレを防ぎやすくなります。

ワンペーパー化の本質は、レイアウトを整えることではありません。写真・図面上の位置・説明を同じ紙面に集約し、誰が見ても是正箇所を正確に把握できる状態をつくることです。次章では、その1枚を構成する3つの要素を順に解説します。

是正指示書のワンペーパー化に必要な3つの要素

是正指示を1枚にまとめる際に、最低限押さえておきたい要素が3つあります。これらを毎回同じ構成で配置すると、必要な情報を探しやすくなり、確認する側も内容を把握しやすくなります。

要素 役割 配置のポイント
現場写真 不具合の「状態」を視覚で伝える 近景(不具合の詳細)と遠景(周囲との位置関係)を組み合わせて記録する
位置 是正箇所を特定する 図面上に位置を示し、通り芯・階・部屋名を添える
説明 指摘内容・優先度・対応期限を伝える 写真の近くに簡潔に記載し、誤解が生じにくい表現を用いる

重要なのは、この3つの要素を別々の資料に分けないことです。現場写真だけでは場所が分からず、位置情報だけでは不具合の状態が伝わりません。3写真・位置・説明を同じ紙面で一元管理することで、受け手は必要な情報を一度に確認でき、是正指示の内容を正確に理解しやすくなります。 次章では、それぞれの要素を効率よくまとめる方法を詳しく解説します。

写真:是正箇所に直接「丸囲み・矢印・コメント」を書き込む

是正指示をワンペーパー化するには、まず現場写真に直接指摘を書き込むことです。写真上で不具合の箇所を丸で囲み、矢印で指し示し、短いコメントを添えることで、別途「写真のどこを見ればいいのか」を説明する必要がなくなります。

施工管理アプリ「eYACHO」では、PDF図面や現場で撮影した写真へ、紙に書き込むのと同じ感覚で手書きの指示を書き込めます。手書き文字は建設・土木・設備の用語を多数収録した建設mazec(手書き入力システム)によって効率よくテキスト変換できるため、専門用語もスムーズに記録できます。

写真への書き込みでは、近景と遠景を組み合わせて記録することも重要です。近景では不具合の状態を、遠景では周囲との位置関係を示すことで、受け手は「どこの、どのような不具合か」を一目で把握できます。現場で写真を撮ってその場で書き込めば、記録・転記・共有を別々に行う手間を減らし、その場で是正指示を共有できます。

位置:図面ピンとレイヤーで「どこの是正か」を迷わせない

是正指示では、場所の伝達はトラブルになりやすい要因の一つです。写真だけでは是正箇所の位置が伝わりにくく、口頭での位置説明は人によって受け取り方が異なります。そこで有効なのが、図面上にピンを打って位置を特定し、指摘の種別ごとにレイヤーで分けて整理する方法です。

施工管理アプリ「eYACHO」には、縮尺変更・図面ピン・レイヤー機能があり、大判のPDF図面でも図面上の位置と写真・帳票を関連付けられます。レイヤーを「指示」「質疑」「是正」「完了」などの種別で分けておくと、必要な情報を切り替えて確認しやすくなり、指摘内容の整理や管理もしやすくなります。

eYACHOでは、図面に複数人が同時に書き込み、内容をリアルタイムに共有できます。書き手ごとにペンの色やレイヤーを使い分ける運用にすると、担当者や指摘内容を把握しやすくなります。図面上で位置が明確になっていれば、協力会社も是正箇所を迷うことなく確認できるようになります。

説明:帳票テンプレートで指摘内容・優先度・期限を標準化する

写真と位置がそろったら、最後に整理するのは説明です。重要なのは、記載内容のばらつきを減らし、必要な情報を漏れなく記録することです。指摘内容・優先度・対応期限などの項目をあらかじめ決めておけば、記載する内容と順番が統一され、書く側・読む側の双方が内容を把握しやすくなります。

これを実現するのが、帳票テンプレートです。施工管理アプリ「eYACHO」では、検査記録表や安全衛生日誌などの帳票テンプレートを標準搭載しているほか、自社で利用しているExcelやPDFの帳票を取り込んでテンプレート化できます。写真欄や入力欄を組み合わせた帳票を作成でき、手書き入力とテキスト入力のどちらにも対応しています。

説明文は簡潔にまとめ、専門用語を使う場合は必要に応じて補足を添えると、協力会社を含む関係者にも内容が伝わりやすくなります。まだ、優先度は「高・中・低」や数値など統一した基準を定め、対応期限は具体的な日付で記載すると、対応漏れを防ぎやすくなります。こうしたルールを帳票テンプレートに組み込むことで、記載内容の品質をそろえやすくなります。

共有と承認まで1枚で完結させる

共有と承認まで1枚で完結させる

是正指示書をワンペーパー化する目的は、ただ1枚にまとめることではなく、共有・確認・承認までをスムーズにつなげることです。1枚の帳票で共有・確認・承認まで行える仕組みを整えることで、是正対応を迅速に進めやすくなります。

施工管理アプリ「eYACHO」のShare(シェア)機能では、同じノートや図面、帳票を複数人でリアルタイムに共有し、それぞれが同時に書き込むことができます。現場で作成した是正指示をその場で共有し、是正後は現場責任者や上司による確認・承認までを同じ帳票上で行えます。安全パトロールの記録や是正指示など、一連の業務を一元管理できる点は、紙中心の運用との大きな違いです。

このような共有・承認の仕組みは、導入企業でも効果を発揮しています。東日本高速道路(NEXCO東日本)では、ウェアラブルカメラとeYACHOを組み合わせた遠隔臨場により、立会前後の待機や移動を含め、従来500時間以上かかっていた移動時間を240時間にまで削減しました。検測した数値をカメラを通してeYACHO上で共有し、一緒に確認しながら作業をすることでその場で承認まで完結しています。これにより、書類の印刷や返送にかかる工数も削減できるようになりました。是正指示についても同様に、確認と承認を一元化する運用が効果的です。

施工管理アプリ「eYACHO」で是正指示を効率化する

ここまで紹介した「写真・位置・説明の一元化」を現場で実現する方法の一つが、施工管理アプリ「eYACHO」です。MetaMoJiが大林組と共同開発した施工管理アプリで、紙の野帳をタブレット上で再現する発想から開発されました。MM総研の調査(2025年12月)では、ゼネコンでのシェアNo.1(19%)とスマートデバイス利用シェアNo.1(21%)を獲得し、導入企業は900社、利用ユーザーは80,000を数えます(※1)。iOS・iPadOS・Windows・Androidに対応しています。

是正指示そのものの事例ではありませんが、前情報共有や帳票作成を効率化した導入事例として、NEXCO東日本の遠隔立会や大林組の朝礼準備時間短縮があります。大林組では、Share機能を活用した複数人での帳票入力により、朝礼準備時間を約1~2時間から10〜20分へ短縮したほか、パトロールでは図面・写真・指摘内容を1つの画面に集約したワンペーパー運用により、写真整理時間もほぼゼロになりました。

建設業では2024年4月から時間外労働の上限規制が適用され(※2)、「現場で完結できる業務」を増やすことが求められています。写真・位置・説明を1枚に集約して共有するワンペーパー運用は、事務所へ戻ってからの転記や確認作業を減らす方法の一つです。eYACHOは30日間の無料トライアルを提供しており、自社の是正指示フローに適しているかを実際の現場で確認できます。

まとめ

是正指示をワンペーパー化して運用するためにはは、写真・図面上の位置・説明を同じ帳票に一元化して管理することが重要です。写真には丸囲み・矢印・コメントで是正箇所を示し、図面上で位置を特定し、説明は帳票テンプレートで記載項目を統一します。さらに、共有・確認・承認までを同じ1枚の帳票で進めることで、情報の転記や確認の手間を減らし、認識のズレを防ぎやすくなります。


施工管理アプリ「eYACHO」は、30日間の無料トライアルを提供しています。是正指示や帳票業務の効率化を検討されている方は、実際の現場で操作性や運用方法を試してみてください。MetaMoJiの問い合わせ窓口( https://product.metamoji.com/gemba/message/ )にてお問い合わせ・導入相談も受け付けています。


出典一覧

※1 株式会社MM総研「建設業の施工管理支援アプリの利用動向調査(2025年12月)」(2026年3月12日公開) https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=710
※2 厚生労働省「建設業・ドライバー・医師等の時間外労働の上限規制」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/gyosyu/topics/01.html

本記事で紹介した機能・導入事例の詳細は、以下のページでご覧いただけます。

施工管理アプリ eYACHO 特長機能 https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/feature/
eYACHO 導入事例:東日本高速道路株式会社 https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/user/e-nexco.html
eYACHO 導入事例一覧 https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/user/index.html
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【監修】eYACHO編集部

施工管理アプリ「eYACHO」は、タブレット1つで現場の記録・共有・管理を可能にし、施工管理から安全管理まで幅広い業務をサポートします。
本コラムでは、建設業界の課題解決やDX推進に役立つ情報や最新動向をお伝えします。

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