施工計画書や品質管理書類、検査記録、完成図書など、建設現場では日々多くの書類が作成されます。それらの書類は、紙やExcel、社内のファイルサーバーなど複数の場所で管理されることが少なくありません。竣工間際になって「あの記録が見つからない」と探し回った経験を持つ方も多いはずです。
品質管理書類や完成図書を一元管理することは、単なる整理整頓ではありません。完成図書に含まれる完成図などは建設業法に基づく保存義務があり、公共工事では電子納品への対応も求められます。書類を適切に一元管理することは、業務効率化と法令遵守の両立につながります。
本記事では、品質管理書類と完成図書の違いを整理したうえで、一元管理が必要とされる理由や、法令を踏まえた管理の考え方を解説します。さらに、日々の記録を蓄積しながら完成図書へつなげる運用方法や、一元管理を定着させるポイントも紹介します。。施工管理アプリを活用したデジタル管理の実例として、ゼネコンでの利用シェアがNo.1の施工管理アプリ「eYACHO」の事例も取り上げます(※1)。
