MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高1 他】働くとは 働く意味を考えよう③
兵庫県 飛鳥未来きずな高等学校 神戸キャンパス 柴田大輔先生
■ 単元目標
社会や経済の変化を踏まえ、働く意味や未来における職業の変化について学習することや、自分の将来を思い描く活動を取り入れることを通して、働く意味や将来における職業の変化などから多様な考えを知り、それを基に自己の生き方について考え、自分のキャリアに対して期待や喜びを見出す。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・取り組むワークをクラス学習ページにすることで、他の生徒の意見・進捗状況を素早く確認することができる成果)他の生徒の意見から、多様な考えを知り、自身の意見にプラスすることができた。
・ペンでの書き込みや画像の挿入、レイアウトが自由に変更できる為、独自の考えや価値観を反映することができる
・モニタリング機能を使用することで、生徒の理解度や進捗状況を把握したり、コメントなどができる成果)理解度や進捗状況を丁寧に見ることができ、個別での指導や全体指導が適切に行うことができるようになった。
・「注目モード」を使用することで、発表中の作業などを防ぐことができる成果)発表がしっかり聞くことができ、適切なフィードバックや振り返りができるようになった。
■ 学習活動
1.前回の振り返りを行う
前回の授業で、スーパーの14の労働価値について知り、自身が働く上で感じたい価値観を1つ決定した。感じたい価値観から、「価値観に基づいた目標」「活動・行動」について考え、授業ノートに書き込みを行った。
2.本時の学習の課題を提示する
働くことによって、どのような活動を通してどのような価値や幸せを得られるか、提供できるか。自身が働く上で感じたい価値観、価値観に基づいた目標、活動や行動(具体的な活動)を授業ノートに書き込みながら、自己流にアレンジしてノートを完成させよう!
<作業>
授業ノートを生徒に開いてもらう。モニタリングで人数の確認を行い、授業ノートを開けていない生徒のフォローを行う。
3.個人でまとめる
①働く上で感じたい価値観、価値観に基づいた目標、活動や行動、②具体的な活動、③イラストや画像の順番でワークに取り組むように指導する。また、発表する時間を意識しながら取り掛かるように指導する。
<作業>
個人ワークを開始し、モニタリング画面で生徒の書き込んでいる様子を観察する。書き込みの内容などをピックアップしながら、全体に共有・指導を行う。
4.書き込んだ内容をほかの生徒と共有する
共有する際は自身の活動をやめるよう、指導する。他者の意見を否定しないようにし、積極的に質問するように促す。
<作業>
発表する生徒は自身のタブレットを他の生徒に提示する。内容の細かい部分は発表者の授業ノート(クラス学習ページ)から確認する。
5.まとめた意見を発表する
まとめた内容の発表を行う。①働く上で感じたい価値観、価値観に基づいた目標、活動や行動、②具体的な活動の順番に発表する。
<作業>
各生徒の授業ノートを投影する。発表中は「注目モード」にし、スクリーンを見て発表を聞くようにする。
6.まとめ
発表や取り組んだ内容以外に、働くことによりどんな価値や幸せを提供できるのかを紹介する。働く目的がお金を稼ぐことだけではないことに気づかせる。最後に、振り返りを行う。
<作業>
「働く人の事例紹介」の内容を投影する。授業ノートのURLから振り返りフォームに移動し、回答を行う。