導入事例【企業】

日本鉄道電気設計株式会社

代表取締役社長 今野 信三氏

会議をもっと活気あるものにしたかった

MetaMoJi Shareを利用して思い描いていた理想を実現しています

日本鉄道電気設計株式会社(NDS)は、高度化、複雑化する鉄道電気プロジェクトの設計ニーズに応える日本最大の鉄道電気設備の設計専門会社です。

日本鉄道電気設計株式会社(NDS)

日本鉄道電気設計株式会社(NDS)

代表取締役社長の今野信三氏は、自らIT活用を率先されています。

MetaMoJi のペーパーレス会議アプリ「MetaMoJi Share for Business」(以下、MetaMoJi Share)を導入されたきっかけや社内での活用方法について、弊社社長 浮川和宣、専務 浮川初子がお話を伺いました。

日本鉄道電気設計株式会社 代表取締役社長 今野信三氏

日本鉄道電気設計株式会社 代表取締役社長 今野信三氏

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書記モードとプライベートレイヤーで自分だけのメモが残せる

 「当社はTV 会議システムを導入し、パソコンを使ったペーパーレス会議を実現していました。しかし、そのような環境であっても単に資料を一方的に説明するのみで、会議が実にぎこちないものでした。さまざまな会議がもっと建設的な意見交換の場にならないものかと思っていたおり、MetaMoJi Share と出会いました。

 まず欲しかった機能は、資料の上に自分だけのメモが書き込めることでした。MetaMoJi Share ではプライベートモードにすれば、自分のメモはプライベートレイヤーに自在にとることができます。私は、会議の方向性を早く見たいほうで、このような時はプライベートモードにして発表者が表示するページにかかわりなく自由に先のページを見にいっています。

 気になることを参加者に見せたいメモとして残すには、書記モードにしてシェアレイヤーに書き、自分だけの覚えとしてはプライベートレイヤーにメモるという使い分けをしています。書記やプライベートモードになって発表者と違うページを見ていても、発表者が説明しているところにすぐ戻ることができるのも便利な機能です。安心して他のページを参照しにいくことができます。この自由さは絶賛ものです。」

会議だけでなく、現場でもMetaMoJi Shareが活躍

 「部所長会議は、MetaMoJi Share を前提として運営しますので、ITに不慣れな者もあまり得意でないながらも使っております。そのうちに慣れてくれば、使いこなすことができるようになり、それぞれの部内でももっと利用が拡がるものと期待しております。

MetaMoJi Shareを使った部所長会議の様子

MetaMoJi Shareを使った部所長会議の様子

 若い人達は自分達のさまざまな仕事にどんどん利用しているようです。鉄道の設備台帳は長尺の図面もあり、風に吹かれたりすると取り扱いが面倒でしたので、CAD 図面をPDF にしてiPad で持ち運び、手書きでさっと記入できるので使い易いと聞いています。

iPadなら現場で風に吹かれても大丈夫

iPadなら現場で風に吹かれても大丈夫

 また、現場に行って測量するときに、MetaMoJi Share を利用してスケッチを描いて測量結果をメモしたりしていますが、その情報がオフィスに居てもリアルタイムで共有できます。さらに、カメラとして使ったり、Web からMAP 情報を利用したりとさまざまな工夫が始まっています。現場に居ながら、さまざまな情報を活用しています。」

現場でMetaMoJi Share に取り込んだ図面に手書きでメモやスケッチ

現場でMetaMoJi Share に取り込んだ図面に手書きでメモやスケッチ

MetaMoJi Shareで経験者のノウハウを蓄積、経験のスムーズな伝承に期待

 「経験のある人は事務所に居て、若く経験の少ない人が現場に出て作業をするという想定をしています。経験者は線路の上では危険なことが起こりうるということが頭に入っているので、MetaMoJi Share を使ってリアルタイムで現場への注意を出すことができるのです。また、このような情報を蓄積していけば、過去のノウハウのデータベースができ上がり、現場のことを知らない若手への経験の伝承もスムーズに行くと期待しています。」

MetaMoJi Share を使ってリアルタイムに現場との情報共有が可能に

MetaMoJi Share を使ってリアルタイムに現場との情報共有が可能に

 さらに、今野社長は今後のIT 活用について抱負を語ってくださいました。

 「当社の業務は、顧客の要望や現地のさまざまな状況などいわゆる情報をベースとした企画をしたり、各種の設計やプロセスを提案したりといった情報をアウトプットすることです。つまり情報に高い付加価値を付けていく仕事なので、今後も益々IT を有効に活用していけると考えています。」

社長自ら新しい技術にチャレンジし続け、IT 活用を率先!

 今野社長はアイデアに溢れる方です。そして考え方に柔軟性がある上に実行を決定する速度もとても早い。若い頃から表計算ソフトやデータベース・ソフトを自分の仕事に活用し、それまではっきりしていなかった不具合発生の状況を統計的に見える化し原因を解明したり、経費支出を短時間で把握する事で予算消化の計画性を明確にしたりするなどいわゆるコンピュータ室に頼ることなく現場でIT を利用し、大きな改善を行ってこられました。

 今回の MetaMoJi Share の導入も社長自らその機能を理解し、全社員が利用することを決意し、活用を推進しておられます。さらに、自らいろいろな機能を使いこなし、まさにIT 活用を率先してやっておられることに強く感銘しました。

 今野社長が率いる日本鉄道電気設計株式会社は設立14年のまだ若い会社ですが、会社の技術力をベースにこの10年間で売り上げを倍にしています。限られたリソースを使いこなしながらもさらに新しい技術にチャレンジを続け、これからも業界で大いに活躍する会社となるものと確信いたしました。

(浮川和宣・初子記)

写真左より、弊社社長 浮川和宣、日本鉄道電気設計株式会社
代表取締役社長 今野信三氏、弊社専務 浮川初子

写真左より、 弊社社長 浮川和宣、 日本鉄道電気設計株式会社  代表取締役社長 今野信三氏、 弊社専務 浮川初子


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本取材は2017年9月に行われました。画面キャプチャ、機能、肩書きは当時の情報に基づきます。

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