教材を作っても、現場の全員に正しく届かなければ意味がありません。ここでもデジタル化が効果を発揮します。
第1に、デジタルサイネージの活用です。朝礼や新規入場者への周知内容を大画面に投影すれば、紙を人数分印刷する必要がなくなります。eYACHOにおいては、作成した資料をデジタルサイネージと接続して映し出せます。eYACHOを導入した大林組の建築現場では、巨大なサイネージにキープランを映して朝礼を行っています。100名を超える大所帯でも、手元のタブレットでピンチアウトすれば拡大表示でき、後方からでもよく見えます。同現場では、複数の担当者がShare機能で同じ資料に同時に書き込み・分担して準備できるようになったことで、以前は約2時間かかっていた朝礼準備が、導入後は10〜20分まで短縮されました。教育や周知を「全員に同時に、見やすく」届ける有効な手段です。
第2に、ビデオ通話とリアルタイム共有による遠隔対応です。離れた事務所と現場をビデオ通話でつなぎ、同じ資料を見ながら説明・確認ができれば、送り出し教育や入場前の確認を遠隔で行えます。eYACHOにおいては、共有中のノートからそのままビデオ通話を始められる「GEMBA
Talk」を使えば、図面や帳票に書き込みながらリアルタイムに情報共有を行えます。移動を前提としない教育・確認を可能にする機能です。
第3に、記録の電子化です。新規入場者教育で使う調査票やチェックシートをテンプレート化しておけば、現場名や日付などは一括で転記でき、毎回作り直す手間がなくなります。記入から署名、記録の保管までを電子で完結できれば、法令で求められる周知資料の準備や記録管理の負担も軽くなります。eYACHOにおいても、こうした帳票のテンプレート化や手書きでの記入・共有に対応しています。