前項の3点を踏まえると、トンネル・地下現場で候補になるのが施工管理アプリ「eYACHO」です。eYACHO は iOS・iPadOS・Windows・Android
に対応するネイティブアプリで、オフラインを前提とした現場運用を想定して設計されています。
具体的には、ノート・帳票・図面の閲覧や編集、手書き入力、写真の貼り付け、新規作成までをオフラインで行えます。坑内で記録した内容は、電波が届く場所に戻った時点でサーバーと同期され、現場と事務所の内容が揃います。端末ローカルに保存されるため、通信が途絶しても入力データが失われにくいことも、過酷な現場での安心材料になります。
ここで正確に押さえておきたいのが同期の仕様です。ノート自体は自動で同期されますが、複数人で同じ紙面に書き込む Share(シェア)機能のうち、Share
ノートとしての書き込みは、手動で「シェアレイヤーに移す」操作を行うことで同期されます。自動と手動の区別を運用ルールに落とし込んでおくと、現場間での認識のずれを防げます。
入力面では、手書きで帳票をその場で作成し、そのまま電子帳票として残せます。手書き入力システム「建設mazec」により、現場で使う専門用語も入力しやすく、キーボード操作が苦手なベテランの方でも扱いやすい設計です。図面に複数人で同時に書き込むと、書き込みはリアルタイムに反映され、坑内で気づいた是正点を関係者と素早く共有できます。