MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高3 古典A】 『おくのほそ道』「平泉」(言語活動)
岐阜県 たるみん先生
■ 単元目標
『おくのほそ道』の『子ども図説ノート』と『図説ノート』の違いから、『子ども図説ノート』の工夫を読み取る。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・学習活動1で、「webページを追加」で、Microsoft Formsで作ったアンケートを載せました。
・学習活動2で、「ショーケース」の中のベン図を使いました。
・学習活動3で、キャンディーチャートの画像を「写真/アルバムから追加」しました。
・学習活動4で、まとめをモニタリングしました。また、「生徒同士で書き込める」の設定にしておき、上手くまとめられない生徒がクラスメイトのまとめを見て参考にできるようにしました。
■ 学習活動
1.学習の説明
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学習の説明をします。授業でやること、図説ノートの説明、課題についての説明、取り組み方の説明の順でしていきます。最後に、取り組み方のアンケートを取ります。今回は個別で取り組みたいか、グループで取り組みたいか、のアンケートを取りました。その結果を受けて、席替えをしました。
2.特徴を見つける
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それぞれの図説の特徴を見つけさせます。ベン図を使って、共通点と相違点を整理させます。例えば、子ども用の方は、俳句のクイズがあること。大人用の方は、旅の写真が多いことなどが見つけられます。
3.工夫を考える
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相違点から工夫を考えさせます。工夫は、一目見ればわかる面白さや、デザイン性だけでなく、書き手が読者に『おくのほそ道』の何を強調して理解させようとしているのかという点も考えさせます。キャンディーチャートを使って、工夫を整理させます。キャンディーチャートは、左から、相違点(片方にだけある特徴)、なぜこうしたか(メリット)、工夫と書かせることにしました。