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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【高3 数学】不定積分(数学Ⅲ)置換積分、部分積分など

福岡県 福岡工業大学附属城東高等学校 本馬伸悟先生

■ 単元目標

数学Ⅱで学んだ微分法と積分法が基となっていることを確認し,数学Ⅲで学んだ微分法から数学Ⅱでは扱わなかった関数を積分できるようになる。特に,置換積分においては何を置き換えるのか,その置き換え方は1通りしかないのか,部分積分については,微分する関数と積分する関数をどうするかなど,着眼点の部分に重点を置き,正しい計算方法を養う。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

プロジェクターで投影し,生徒全員に同じページを共有することで,「何を考えているのか」がはっきりした。計算などを一つ一つ処理していくのではなく,「どう解く?」の部分に割く時間が圧倒的に増加し,かつ,授業内での整理された情報量も確実に増加した。
「めくり」を積極的に使うことで,ヒントを与えながら段階的に考える時間をとれるようになった。
スクリーンショット,スプリットビューを活用しながら別ページで公式等を見ながら解くことができた。

■ 学習活動

1.問題提示

問題提示

(画像クリックで拡大)

問題と解答をすべて書いた状態で準備しておき,問題のみ見える形で投影,または共有。
1分間程考える時間を取る。生徒は話し合いOK

2.方針提示

方針提示

(画像クリックで拡大)

生徒から方針を聞き出す。出てこない場合は1の画面のまま1分追加したのち,全員で確認をさせる。立って動くのもOK。
方針が出てきたら,その部分のみ開く。また,一向に出てこないときはヒントとして開く。

3.解答掲示

解答掲示

(画像クリックで拡大)

あとは計算のみという状態になれば,少し時間を取って解き,その後解答を提示する。
授業のテンポが良くなるが,考える時間をしっかり取れているため,生徒は速さをあまり感じていない。また,考えることに重点をおいているのが明らかなため,生徒もその知識を試したいという気持ちがある。

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