MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高2 国語】エッセイを書こう(国語表現)
愛知県 名古屋経済大学市邨高等学校 小瀧太一先生
■ 単元目標
・自由な形式で自分の考えていること、思っていること、体験したことをユーモアをもって表現することができる。
・他者のエッセイを読んで、その内容に共感したり、意見を持ったり、コミュニケーションをとったりと、エッセイ(言語)を通して、他者と関わる。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・「1」の活動の時に、班で共通のシートを用いることによって、班の意見をまとめやすくなった。またその内容のクラス内での共有も簡単になった。
・「3」の推敲のときには、作成したエッセイのスクリーンショットをシートに貼って、そこに書き込みを行えることで推敲の作業が楽になった。
・クラス内で鑑賞を行うときにも友達の作品を手軽に見られるようになり、鑑賞会が活性化した。
■ 学習活動
1.教科書に掲載されている作品を鑑賞する。
・5つの作品を読み、4人班で読んだ感想を共有する。そのなかで、気に入った作品を3つ選び、班の4人で良さを書き出し、共有する。
・有名作家が書いたエッセイにふれることで、「エッセイとは」を体感する。
・エッセイを読んで、共感したり、など心が動かされる体験を通して、表現することの魅力を味わう。
2.エッセイ創作
・テーマを決め、エッセイを創作する。
・国語表現で学んだ発想法や情報の整理などを活用してテーマを決定する。
・「ユーモア」「感情を動かす」「共感」を意識して、600字以上で創作。
3.自分の書いたエッセイを推敲する。
①誤字・脱字はないか。
②自分や自分の周りの人が体験した話が元になっているか。
③共感されやす内容か
④会話文をいれているか。
⑤読者の興味を惹くような書き出しになっているか。
⑥印象的な書き終わりをしているか。
⑦自分で読んでみて良いと思うか。
以上の観点で自分の作品を見直し、修正を加えて完成させる。
4.クラス内でエッセイの鑑賞大会をする。
・クラスで作成したエッセイをメタモジ上で見られるようにし、友達の作品を読む。
・クラス内でおもしろかった作品TOP3を選び、みんなでその作品を鑑賞する。
5.振り返りをする。
・エッセイの創作、鑑賞を踏まえて、振り返りを行う。