MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高2 国語】「私の虫類図譜」を作ろう
愛知県名古屋市 名古屋経済大学市邨高等学校 小瀧太一先生
■ 単元目標
「友情」「きずな」「未来」「信頼」「憎悪」など普段よく使うのに意味を説明しにくい抽象的な言葉を「虫」の形に具現化し、その具現化を通して、抽象的な言葉の意味を理解し、説明することができる。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・完成したものの共有がしやすい。
・「虫」のイラストが描きやすく、自分の意図したものにより近いものが手軽に描ける。
・作成前に生徒全員に共有したいもの(写真等)を気軽に共有できる。
■ 学習活動
1.導入
教科書の作品例を見て、その「虫」がなんの言葉を表したものか考える。
この活動を通して、抽象的な言葉のイメージを持たせるとともに、作品制作に対する見通しを持たせる。
2.教科書作品の分析
教科書に出てくる「友情」を表した作品を次の観点で分析を行った。
・どのような絵が描かれているか。この虫の特徴。なぜ、「友情」という虫の姿がこのようなものなのか。
・作品中で「友情」は何と比較されているか。
・「友情」(虫)の生息地はどのような場所か。
・作品中に出てくる「青い鳥」は一般的に何の象徴とされているか。
・一般的に「友情」とはどのようなものか。
・作者は「友情」をどのように考えているか。
→作品作成のための視点を養う目的で行った。
3.作品制作
自分が決めたテーマ(抽象的な言葉)を具現化した虫を作成する。
その際、
・性格
・見た目
・性質
・生息地
・その他特徴
の観点で「虫」の説明を考えた。
4.鑑賞・相互評価
生徒が作成したものを作品にし、MetaMoJi ClassRoomで配信し、クラス内で鑑賞会、相互評価を行った。