MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高2 国語】伊勢物語「初冠」
福岡県北九州市 九州国際大学付属高等学校 三好規夫先生
■ 単元目標
・単語、助動詞、副詞の呼応といった文法事項を正しく理解し、適切に現代訳することが出来る。
・登場人物を正しく把握し、心情を理解することが出来る。
・詠まれている和歌を正しく理解し、込められた心情を理解することが出来る。
・和歌中で用いられている修辞を正しく理解し、働きを読み取ることが出来る。
・筆者の主張を読み取ることが出来る。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・ポイントとなる箇所をMetaMoJi ClassRoomで提示し、生徒自身で考えさせ、PowerPointで板書事項を提示すると共にMetaMoJi ClassRoomでも書き込むことで、生徒自身が考える時間を確保することが出来た。
・付されている語注に注目させることで、理解を深めることが出来た。
・説明に於いて、ペンの色分けをすることで、生徒が説明内容の区別をしやすくなった。
・「消えるペン」を用いることで教師が生徒に注目させたい箇所を明示することが出来た。
■ 学習活動
1.MetaMoJi ClassRoomにて配信したデータへ書き込みや印などをつけさせる。
・現代訳や解釈のポイントとなる箇所、理解しづらかった箇所に書き込みや印をつけさせる。
・語注にある、未知の事項に線を引かせる。
2.PowerPointで提示した板書事項を元に、生徒自身が書き込みや印をつけた箇所に補足を入れる。
・生徒自身が書き込んだ内容に、教師による説明後、更に補足を入れさせる。
・教師が特に重要であると強調したい箇所に書き込みを入れ、生徒は自身の書き込みとの相違を認識する。
・教師は適宜、重要な文法事項や解釈上注意を要する箇所に書き込みを入れる。