MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高2 理科】組成式小テスト
大分県大分市 大分県立大分南高等学校 堀奈々絵先生
■ 単元目標
・単原子イオンは周期表からイオンの価数を想起できる。
・イオン結合からなる物質の組成式を正しく表すことができる。
・自分自身の解法が正しいかを確かめながら問題をとき，必要に応じてヒントを得ながら正答を導くことができる。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・MetaMoJi ClassRoomの個人学習ページは，生徒の書き込む様子をモニタリングできる。問題がわからない，解法が少し間違っている時に教員側からの指摘が行える。
・豊富なペンの色や種類を生かし，ヒントを記載したり色分けしたりして授業ノートを作成できる。
・モニタリング画面で生徒の進捗を把握し，適切なヒントを与えながら小テストに取り組ませることができるようになった。
・新型コロナ感染症感染拡大対策の一つ，濃厚接触者としての出席停止の(授業に参加できる体力はあるが出席がかなわない)生徒でも，リモートによるオンライン指導（モニタリング画面で把握できるオンライン中の生徒に対して，同時書き込みによる指導）ができるようになった。
■ 学習活動
1.授業ノートの作成
（画像クリックで拡大）
小テストのひながたをPC上でPDFにし，個人学習ページとして授業ノートを作成した。
2.小テストの準備
（画像クリックで拡大）
テストの回数によって教員があらかじめ記載するヒントの量を変え，授業ノートを仕上げた。
＜作業＞
・ヒントは直感的に理解できるように，色や枠の塗りつぶしなどで工夫する。
・問題は黒以外で記載する。（多くの生徒が黒色ペンを使用するため）
3.小テストの配布と実施
（画像クリックで拡大）
授業ノートは提出・採点機能をつけ，配布した。実施の際は生徒画面をモニタリングし，少しのヒントで正答になる生徒の誤答を見つけたら，クラス全体に投げかけるように正しい考え方を伝えたり，対象生徒のテスト用紙の誤答部分に下線を引いたりと，テスト中により長く真剣に生徒が考えるきっかけを提供した。
＜作業＞
小テストを解き，指摘があった場合は正答になるように考え直したりする。終了した場合は提出ボタンを押す。
4.採点と返却
提出された授業ノートは採点を行い，点数をつけて返却した。