MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高2 理科】放物運動
兵庫県 小林聖心女子学院中学校・高等学校 大菅知樹先生
■ 単元目標
水平投射及び斜方投射された物体の運動を直線運動と関連づけて理解すること。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
・ノートやプリントを回収しなくても毎時間確認することができ、次の授業に生かすことができる。(同時に、回収、返却、印刷にかかる時間を削減できる。)
・問題演習時には、生徒の考えがリアルタイムで把握でき、適切な指導をすることができる。(ただし、リアルタイム採点は少人数クラスでないと厳しい。)
・複数の解き方があった場合、プロジェクターで投影する、あるいは「みんなに見せる」を利用することによって、短時間で様々な考えを共有することができる。
・ペンの種類や色が豊富であり、また、画像・動画を貼り付けることもできるので、生徒が工夫してわかりやすいノートを作成することができる。(同様に、教師が配布するものも質が上がる。)
■ 学習活動
1.説明
平面運動は直交する2方向(今回は鉛直方向と水平方向)に分けて考えることを説明する。
水平方向の初速度と加速度を確認させる。
水平方向は等速直線運動であることから、速度成分と位置の式を導く。
鉛直方向の初速度と加速度を確認させる。
鉛直方向は鉛直投げ上げと同じ運動であることから、速度成分と位置の式を導く。
2.問題演習
問題に取り組ませる。(いつも通り、質問・教え合いOK)
モニタリング画面で確認しながら、進み方が遅い生徒やミスしている生徒に適宜指導を行う。
ある程度進んでいったところで初めの問題から採点を行う。○がつくことで、他の生徒に自信を持って教えることができる。
3.まとめ
グラフを利用して解答した生徒がいたので画面を共有して補足する。
斜方投射がどのような運動だったかを確認する。
本当にそのような運動なのかの確認の実験を次回行うことを予告しておく。