MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高2 他】修学旅行 事前学習について
岡山県 倉敷翠松高等学校 丸山純平先生
■ 単元目標
２年次に実施される修学旅行において、事前学習を行う機会があった。生徒それぞれがグループを作り、そのなかで自主研修で訪れる場所を各自で決め、各々の修学旅行を作り上げるものであった。修学旅行と言えば、旅のしおりが必須であるが、近年ペーパーレスが進む中で、しおりを各自に印刷し配布することは資源の無駄遣いにつながるだけでなく、旅行時にしおりを紛失し、個人情報が流出する案件が多く報告されているなど、デメリットとなることが多い。そこで、MetaMoJiを活用した旅のしおりを作成することで、簡単かつ見やすいしおりを作ることができ、生徒および教員も十分に活用することができた。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
MetaMoJiは４つの場面で活用しています。
①しおりの作成
②Web画像の挿入
③②の画像にWebページのリンク
④MetaMoJiをPDF化
自由度が高く、好きな場所に文字や画像が挿入できる。画像にリンク先を貼り付けることで、Web検索の簡略化が可能。PDF化の機能を利用し、生徒に配布することで生徒の閲覧がしやすくなる。
■ 学習活動
1.修学旅行の行程表を１日ごとにページ化していく。
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旅行会社の行程表は全日程が記載されており、見にくいため、１日ごとにページを作り、分かりやすい行程表を作成した。しおりの表紙は生徒にお願いし、MetaMoJiで作成させた。
2.１日ごとのタイムテーブルの付近に画像を挿入していく。
（画像クリックで拡大）
タイムテーブルが完成したら、それぞれの目的地の写真をＷｅｂから挿入する。写真を入れることで、研修時のイメージが沸き、生徒も考えやすくなったと思う。
3.リンクさせたいWebページのリンクを画像に追加していく。
（画像クリックで拡大）
行く場所の公式ＨＰのリンクを貼り付けることで、ページ検索が簡単になり時短にもつながった。左上の＋のアイコンからＷｅｂページを追加を選択し、貼り付けたいリンクを検索する。しかし、貼り付けたいリンクの画像はＨＰの上部が写真化されるため画像としては分かりにくく、また、最初にMetaMoJiに貼り付けた画像にリンクを貼り付けることはできない。そこで、貼り付けたいリンクの画像を前面に指定し、さらに画像を選択し→写真→写真の編集から不透明度を10％にして、もともとの貼り付けた画像に合わせる。そうすることで、生徒に見せたい画像は残り、見る機能で画像を押すとリンク先に飛べるようになる。
4.MetaMoJiをＰDF化する。その後、Googleクラスルームを利用し、PDFを添付して送信する。
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全日程のしおりが完成したら、MetaMoJi内の４本線マーク→送る→アプリケーションに送る→形式ＰＤＦを選択→googleクラスルームを選択して、アップしたいクラスを選択して完了となる。生徒はクラスルームを通じて、修学旅行の日程を確認することができ、事前指導でも十分に活用してくれた。