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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【高1 家庭】高校生の考える少子化対策

静岡県 清水雄太先生

■ 単元目標

日本の少子化の現状および課題を把握し、少子化対策について他者と協働しながら多角的に考えることができる。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

・付箋をリアルタイムで共有化することで、他者の意見を把握させたり自分の考えと比較させたりすることが容易にでき、授業の効率化につながった。
・1つの課題に対して、他者と一緒に取り組み、意見を交流したり成果を発表したりする等、コミュニケーション活動が活発になり、協働的な学びの充実へとつながった。

■ 学習活動

1.あなたは将来・・・

あなたは将来・・・

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・①「結婚して、子どもも欲しい」、②「結婚にこだわらず、子どもが欲しい」、③「結婚したいが、子どもはいらない」、④「結婚したくないし、子どももいらない」の4つの選択肢から1つ選び、番号と理由を記入した。
・アンケートフォームに回答し、クラス内の意見を共有する。
・近年の日本では、③や④のように、子どもをもたない、もちたくないという人が増えているという現状を知る。

2.少子化の原因

少子化の原因

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・なぜ子どもをもたない、もちたくないという人が増えているのかと問いかけ、その原因として考えられることを付箋に記入する活動を行った。
・グループワークへつなげるために、4人グループの中でそれぞれ付箋の色を変えた。

3.少子化の原因を構造化する

少子化の原因を構造化する

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・各自が作成した付箋を使用し、少子化の原因を、「個人の問題」、「夫婦の問題」、「会社の問題」、「政府の問題」の4つに分類する活動を行った。
・「グループワークモード」にすることで、付箋をグループ内でリアルタイムに共有することができ、話し合いを行いながら付箋を分類した。

4.少子化対策

少子化対策

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・「どうしたら若者が『結婚したい』、『子どもが欲しい』となるのだろうか?」と問いかけ、少子化の対策を付箋に記入する活動を行った。
・先程と同じように、グループワークへつなげるために、4人グループの中でそれぞれ付箋の色を変えた。

5.ポジショニングマップの作成

ポジショニングマップの作成

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・どのような対策が効果的であるかを検討するために、ワーク④で考えた対策を、「持続可能性」と「効果」の2点で評価を行う活動を行った。
・MetaMoJi ClassRoomをグループワークモードにし、ポジショニングマップをグループで話し合いながら作成することで、自分たちが考えた対策の「効果」と「持続可能性」について、視覚的に把握し、評価することができた。

6.私たちの少子化対策「推し」プロジェクト!

私たちの少子化対策「推し」プロジェクト!

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・「プロジェクト名」と「具体的な取り組み内容」についてMetaMoJi ClassRoomにまとめる活動を行った。 ・活動はグループワークとし、ワーク⑤の中で最も良かった対策の内容を深めたり、複数の対策を組み合わせたりしながら話し合いを行った。
・その後、プロジェクトを電子黒板に映し、発表会を行った。

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