MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【高1 その他】MetaMoJi出欠黒板
岡山県 倉敷翠松高等学校 前良治先生
■ 単元目標
出欠管理をMetaMoJi上で行うことができる。また遅刻・早退なども追記することができるので履歴を残すことができる。
ICT機器の利用が不得意であっても今まで通りの出欠黒板の形式をMetaMoJi上で再現したことで簡単に記入できる。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
様々な活用をしている中で今回は出欠黒板をMetaMoJiで行った実践事例をご紹介したい。教員も1人1台端末を実現し、出欠管理ソフトなどを導入している学校も多いはずだが本校ではまだ導入されていないのが現状である。その中で昨年度から導入させていただいたMetaMoJiを使って出欠管理ができないか考えた。利点①〜④で挙げた利点以外にも実践したことで色々な活用ができ、とても良かったと感じている。
※今回紹介するために掲載したMetaMoJi出欠黒板はデモ画面であり実際の生徒名や出欠状況ではありません。
■ 学習活動
利点① MetaMoJi上で未記入を確認できる
今までは主任•副担任が未記入のクラスがないか実際の出欠黒板まで行き、書いてないクラスがあれば担任へ声掛けをしていた。担任が不在だと探して記入するよう声を掛けを行っていた。それがMetaMoJi上にまとめられているので一目で未記入のクラスを確認でき、すぐに担任に声を掛けることができるようになった。
利点② リアルタイムで職員室と教室を繋ぐことができる
例えば図のように朝のSHRで登校していない生徒が遅刻してきた場合、職員室で入室許可をした時間を書き込んでリアルタイムに教室の担任に伝えることがる。逆に担任から「〇〇さんから欠席連絡ありますか?」などの質問を書き込んでもらい、欠席連絡の有無を伝えてあげることができる。考査や入試の監督で何かトラブルがあった時、これらの仕組みを確立しておくととても便利だと感じている。
利点③ 過去の履歴がわかる
出席簿への記入漏れなどがあった場合、過去のMetaMoJi出欠黒板を見ることで出席状況を確認することができる。本校では定期考査ごとに出欠(遅刻•早退•欠課など)を教務システムに入力しているため、アーカイブしておくことで簡単にそれらを確認することができ、とても便利だと感じている。
利点④ 「今まで通り」がMetaMoJi上で記入できる
これらはほんの一例で他校と比べるとまだまだICT活用というよりはアナログの要素が多いだろう。このMetaMoJi出欠黒板は「パソコン操作が苦手な教師も今までと同じ感覚で出欠黒板を記入することができる」という点があり、とてもその部分を大切に考えている。ICT機器の操作に長けている教師だけが活用するのではなく、そのデジタルデバイド(情報格差)を考えた上で皆が活用していくことを今後も考えていきたい。