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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【高全 他】学習(生活)時間調査

大分県 大分県立臼杵高等学校 菅淳司先生

■ 単元目標

日々の学習時間(生活時間)を記録し、学習への取り組み及び生活時間の改善を図る。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

以前勤務していた学校では学期ごとに1冊の学習・生活時間調査の冊子を作成し、毎日生徒が記入→提出→担任がチェック→返却のサイクルが確立していた。
学習・生活時間を担任が把握するとともに、生徒自身も自分の毎日の取り組みを蓄積して分析できていたため、メリハリのある学習ができていた。現在の勤務校でもその必要性は感じていたが、従来の紙(冊子)でのやり取りでは生徒・教員ともに本来の目的ではないところで負担が多かったため、方法を検討していたところ倉敷翠松高等学校 前良治先生の作成した「学習記録シート【まつぼうシート】」の取り組みを参考にして、学習(生活)時間調査【ロードマップ】を作成した。

■ 学習活動

1.ロードマップシート(1週間・1ページ)

ロードマップシート(1週間・1ページ)(1)

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ロードマップシート(1週間・1ページ)(2)

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■1週間(7日間)1ページの記録シートを作成。
 ・生活時間を記入する時間帯
 ・1週間の目標
 ・学校行事を表示
 ・ToDpリストを記入できる枠
 ・教科ごとの学習時間の記録枠
 ・スマホの使用時間枠
 ・週ごとの集計枠と「振り返り」の記入枠
 ・1日ごとに記入するフリースペース
 ・担任や教員からの返信を記入する余白を確保

■1ヶ月を1つのノートで配信(4~5ページ+表紙)
 ・1カ月ごとにクラスボックスに配信→他のノートと一目で分かるように「表紙」を作成
 ・シートはExcel作成。学校行事やTargetを記入できる。

2.工夫した点・こだわりの個所

工夫した点・こだわりの個所(1)

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工夫した点・こだわりの個所(2)

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(画像は生徒の使用例)

・学校行事を表示→このページが生徒のメモ帳・ToDoリスト等になりタスクコントロールに活用できるようにした。
 特に空白枠(左2・3列目、右端)には項目名をつけず、自由に使用するように指示した。
 中には用紙外(グレー部分)に課題一覧を貼り付けている生徒もいた
・スモールステップの目標として、直近の考査等までの残り日数を「Target」として表示。
・スマホの使用時間を記入→予想以上に使用していた
・担任からの記入枠は設けず、右余白を大きめに取った。
 教員は必ずしも毎日返信を描く必要はなく、気になったときに書くようにしている。
・「就寝時間」「起床時間」を分かるように記入するように指示している。
・記入例も作成したが、しばらくは生徒に提示(公開)せずに、生徒の使い方を見ようと考えている。

3.MetaMoJi vs 紙(冊子)

・(毎日繰り返していた)「回収→配布」の作業が不要
・学校行事等の変更に対応できる
・常に生徒の手元に記入する用紙があるため、教科等から指示された課題や、思いついたときに記入しておくメモとして活用可能
・外枠だけの配布にとどまらず、Targetまでの日数等細かな情報まで連絡できる
・教科ごとの色分け等が可能・定型の部品(「食事」や「○○の学習」等)はコピペで対応可能
・教員はいつでも生徒の状況を閲覧し、コメントすることができる

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