MetaMoJi ClassRoom - GIGAスクール構想 1人1台に最適なリアルタイム授業支援アプリ
 

導入事例(中学・高等学校)

小林聖心女子学院中学・高等学校

生徒たちが考えるプロセスを重視し、多様な意見やアイデアを授業で拾い上げたい

小林聖心女子学院中学・高等学校は、2018年度からタブレットPCの一人1台体制を実施し、授業支援ツールにMetaMoJi ClassRoomを導入しました。同校ではICTを当たり前のツールとして活用するとともに、授業ではより多様な意見やアイデアを拾い上げる手段として活かしています。紙ではできなかった教師と生徒、または生徒同士の新たな交流をつくり、アウトプットの質を高めています。

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MetaMoJi ClassRoomで、より多く生徒の意見を拾い上げたい。

小林聖心女子学院中学・高等学校(以下・小林聖心女子学院/兵庫県宝塚市)は、「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」という3つの教育方針のもと、キリスト教の価値観を重んじた教育を行っています。小学校と合わせて12年間の一貫教育を基盤とし、宗教教育や英語教育、国際理解教育、奉仕教育を通して、より良い社会を築くために貢献できる賢明な女性の育成をめざしています。

小林聖心女子学院がタブレットPCの一人1台体制を本格的に実施したのは、2018年度のことです。ちょうど無線LAN環境やプロジェクターの整備が終わったタイミングをきっかけに、新中学1年生と新高校1年生を対象にスタートしました。これについて同校のICTセンター長である中尾友也教諭は、「せっかくICT環境が整備されたので、早く一人1台を導入してICT活用をスタートさせたいと考えていました。今の時代はもうタブレットPCを使うことが当たり前なので、特別なツールとしてではなく文房具として自然に使わせてあげたいと考えていました」と語ります。

タブレットPCをより授業で活かすために、小林聖心女子学院では授業支援ツールにMetaMoJi ClassRoomを導入しました。中尾教諭は「多くの生徒の意見を把握したり、手を挙げて発言しづらい生徒の意見を拾い上げるために授業支援ツールが必要だと考えていました。MetaMoJi ClassRoomの場合は、リアルタイム性に優れていて、生徒のプロセスが見えるのが良いと思いました」とメリットを語ってくれました。授業では、どんなにがんばっても、一人の教師が関わる生徒は限られています。同校ではMetaMoJi ClassRoomを活用することで、教師と生徒がもっと関われる環境を築こうとしたのです。

グループでアイデアを出し合い問題作成。現実につながる数学の授業

中1数学の時間にMetaMoJi ClassRoomが活用されていました。この日の授業は、連立方程式の利用。数学といえば問題を解くことが多い生徒たちですが、この日はグループごとに連立方程式の問題を作成する学習に挑戦しました。担当した西野知愛教諭は「自分たちで問題を作ると理解できる部分が広がります。なかでも連立方程式は逆から考えると分かりやすいので、その辺りに気づいてもらいたいですね」と語っています。

生徒たちはMetaMoJi ClassRoomを活用し、グループのメンバーで話し合いながら、アイデアを書き込み、問題作成に取り組みました。たとえば、問題文を物語調や会話調にして、思わずストーリーに引き込まれるような問題を作ったり、イラストや図を添えて内容をわかりやすく伝えたりと、各グループが工夫を凝らします。もっとも難しいポイントは、問題設定が常識や現実社会とつながっているかどうかで、“時速9kmで歩きました”といった現実ではあり得ない数字や単位の使い方に気をつけなければなりません。西野教諭は「数学は数字だけを求める部分もありますが、現実とのつながりを考えてほしいと思っています」と語っており、生徒たちが想像を膨らませつつ、現実社会とのつながりを考えられるようアドバイスしました。生徒たちは、楽しく解ける問題やむずかしい問題を作りたいという意欲が見られ、主体的にこの学習に取り組んでいました。

西野教諭はこうした授業について、「以前は紙でやっていたのですが、MetaMoJi ClassRoomを使うようになってからアイデアを共有しやすくなりました。紙だと全員が同時に書き込むことができないので、どうしても遊びの時間が出来てしまう生徒がいますから」と話してくれました。また、このような生徒のアイデアを取り入れる授業は、数学への苦手意識を軽減したり、数学を楽しいと思える活動につながることがメリットだと同教諭は述べています。

イラストを添えるなど、各グループで工夫を凝らして問題を作成。

イラストを添えるなど、各グループで工夫を凝らして問題を作成。

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イラストを添えるなど、各グループで工夫を凝らして問題を作成。

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イラストを添えるなど、各グループで工夫を凝らして問題を作成。

インフルエンザで学級閉鎖のときも、自宅学習の機会をつくる

紙に手で書くよりもアウトプットのクオリティが高くなった。

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紙に手で書くよりもアウトプットのクオリティが高くなった。

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紙に手で書くよりもアウトプットのクオリティが高くなった。

西野教諭は、こうした協働学習以外にもMetaMoJi ClassRoomを数学の授業で活用しています。たとえば、PDFで配信された問題に生徒たちが解答を書き込み、それを黒板に映写したり、また複数の生徒の解答を比較して共有したりもするといいます。ほかにも、授業中に計算問題を解く際は、MetaMoJi ClassRoomのリアルタイム性を活かし、生徒が解答したらすぐに丸付けもします。もちろん、生徒たちは紙のノートも使用していますが、プリントの配布や回収などの作業を減らして、授業の効率化につながる部分についてはMetaMoJi ClassRoomを使用しています。デジタルとアナログ、その両方をうまく使いながら授業の質を高めているといえるでしょう。

中尾教諭はMetaMoJi ClassRoomについて、「使い方としてはデジタルで手書きがしたい、書き込ませたいという時に使うことが多い」といいます。たとえば、調べ学習の内容をまとめてフリップを作成する活動も、これまでの画用紙からMetaMoJi ClassRoomに切り替えました。中尾教諭は「紙に手書きで書くよりも、明らかにアウトプットのクオリティが高いと思います。絵が苦手な生徒でもそれなりに仕上がりますし、最終的に紙に印刷しやすいレイアウトを構成することができます」と語ってくれました。生徒たちは紙ではできなかった試行錯誤が行えるようになったことで、内容を吟味したり、文章を練ることに時間をかけられるようになったといいます。

中尾教諭はMetaMoJi ClassRoomの活用について、インフルエンザで学級閉鎖になった時に、とても有効だったといいます。自宅で過ごす元気な生徒に対して、学校からリモートで課題を与え、生徒たちの学習内容をリアルタイムで把握できたからです。「生徒にとっては、せっかくの休みに課題が送られてくるので嫌だと思いますが、今の時代は、こうしたテクノロジーの使い方を知っておくことが何より大切だと思っています。日常的に使うツールだからこそ、生活の中で使えるようになってほしいです」と中尾教諭は述べています。

全学年で一人1台体制を実施。多様な学習を実現するツールとして活かす

小林聖心女子学院では2019年度から、高校3年生以外の全学年で一人1台体制を実施します。2018年度から同校ではタブレットPCの導入に着手しましたが、たった1年で生徒たちの日常的な学習ツールへと定着し、MetaMoJi ClassRoomも非常に自然な形で使用されていました。

中尾教諭は「個人的にはMetaMoJi ClassRoomでテストなんかも挑戦してみたいですね。テスト開始にノートを配信し、生徒たちがパスワードを入力してスタートするといった形になるでしょうが、紙を廃止してデジタルでやってみたいと思っています」と話してくれました。学習をもっと多様にできる、そんな思いを持ってMetaMoJi ClassRoomをご利用いただいています。

ICTセンター長 中尾 友也 教諭

ICTセンター長 中尾 友也 教諭

西野 知愛 教諭

西野 知愛 教諭

お客様プロファイル:

<本取材は2019年2月に行われました。画面キャプチャ、機能、肩書は取材時の情報にもとづきます。>

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