MetaMoJi ClassRoom - 授業例(中学校)【中3 数学】円周角の定理の逆の利用とその作図(啓林館 6章 円の性質)
 

MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【中3 数学】円周角の定理の逆の利用とその作図(啓林館 6章 円の性質)

熊本県 熊本市立植木北中学校 堀之内聖二先生

■ 単元目標

  • 固定された2点を、30°の角で見わたせる点の集合の特徴に気づく。(円周角の定理の逆の応用問題)
  • 固定された2点の弧に対する円周角が30°である円を作図する。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

円周角の定理の逆の定理に気づくための操作活動として、以前(昭和~平成初期)は透明フィルムを重ね、OHPで投影するという授業が行われていた。そのICT化として、メタモジで取り組んだ生徒全員の操作活動の結果を、電子黒板上で合成することで、教科書の発展問題を解決しようと試みた。

  • 電子黒板に写す生徒の画面が全くズレないので、電子黒板に映した一人一人の点をマーキングするときれいな円状にならび、最後の画面で歓声があがった。
  • 教科書をスキャンしてメタモジに取り込めるので、その中で作業をさせることができた。
  • 生徒全員の取り組みを統合することにより、全員で取り組んだという実感を味わわせることができた。
  • 他のアプリでは残らないが、配布したワークシート内で取り組むので、復習にいつでも活用できる。

■ 学習活動

1.課題を考える(啓林館3年教科書P172)

  • 「船から恵比須ヶ鼻造船所跡を見て、それから30°左を向くと、萩港灯台がありました。」の箇所だけを取り上げ、そのような位置はどこか、を考える。
  • 「~見て、それから30°左を向くと~」は、視界が30°開いた位置に造船所跡と灯台が見えるということを押さえる。

2.船の位置を探る(条件を満たす位置に動かす)

船の位置を探る(条件を満たす位置に動かす)

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  • メタモジのノートを開き、船の動かし方を聞いた後、実際に30°を保ったまま、船を動かして船の位置を決めていく。
  • 船の位置は1カ所でもいいが、見つけられる人は複製して2~3カ所とってもよいことを伝える。
  • 点Pは陸地にとってもよいことを補足する。(車や電車のアイテムを付加する生徒もいました)

3.電子黒板に、生徒の操作活動の結果を順次写していく(統合)

  • 生徒の画面を一枚ずつ切り替えながら、点Pの位置に赤い点をマーキングしていく。(日頃、授業への意欲的な参加が見られない生徒に出番を与えるとよい)
  • 赤い点の集まりが円上になっていることを生徒一同で確認する。
電子黒板に、生徒の操作活動の結果を順次写していく1

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電子黒板に、生徒の操作活動の結果を順次写していく2

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電子黒板に、生徒の操作活動の結果を順次写していく3

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電子黒板に、生徒の操作活動の結果を順次写していく4

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電子黒板に、生徒の操作活動の結果を順次写していく5

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4.赤い点の集合(円周)の特徴を確認し、作図する。

赤い点の集合(円周)の特徴を確認し、作図する

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  • 赤い点はどのような点の集合になっているか、意見を出し合う。
     円周角が30°の円周である
     よって、造船所と灯台を弧とするおうぎ形の中心角は60°である。
     中心角が60°である三角形はどのような三角形になるか、考える。

  • 以上をふまえ、作図する(メタモジではなく、ワークシートに作図)

5.まとめ

〔生徒発表〕

  • どのような円をかいたか、苦労した点、工夫した点があれば、それもふまえた発表をする。
  • ワークシートに本日の感想・達成度を記入、時間があれば数人に発表してもらう。

〔先生より〕

  • 宿題として、もう一つの条件も加味し、船の位置を1点にしぼる作図を完成させてくるように伝える。

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