単語を一括登録する - 単語一覧のインポート
手書き文字をテキストに変換するときによく使う単語は、CSVファイルを使って一括登録できます。
用語や表記を統一するのにも便利です。
登録できる単語は5000個までです。単語・読みは50文字以内で登録します。
＊登録した単語は、標準モード・簡略モードで有効です。
＊英数記号（ASCII文字）は半角文字、カタカナは全角文字として手書き認識します。
これらの文字を読みに使用する場合は半角・全角を正しく指定してください。
＊mazec設定アプリの「単語登録」での登録とは別になります。単語や読みが重複していてもエラーになりません。
Step 1. 単語と読みを記述したCSVファイルを用意する
登録する読みと単語をカンマで区切ったCSVファイルを用意します。
- 1行目は、見出しやメモなどに使うこともできます。
- カンマ・ダブルクォーテーションを含む単語や読みを記述する場合は、ダブルクォーテーションで囲みます。
この場合、単語や読みの中のダブルクォーテーションには、前にダブルクォーテーションを1つ付けます。
＊タブ区切りには対応していません。
対応文字コード
- シフトJIS
- UTF-8
CSVファイルの例：words.csv
（改行）は改行を示します。
1行目は見出しに使い、4行目は単語「"Su-Pen"」（ダブルクォーテーション付き）を登録する場合の例です。
| 読み,単語（改行） メタ,株式会社MetaMoJi（改行） マゼック,建設mazec（改行） ペン,"""Su-Pen"""（改行） …… |
Step 2. CSVファイルをWebサーバーに配置する・メールで送付する
次のどちらかの方法で、mazecがインストールされたデバイスから手順1.で用意したCSVファイルにアクセスできるようにします。
- Webサーバーに配置する
「http://」または「https://」で始まるURLでアクセスできるようにします。
＊Basic認証が設定されている場合にも対応しています。
- メールに添付して送付する
Step 3. mazec設定アプリでCSVファイルをインポートする
をタップして、mazec設定アプリを開きます。- 「設定」>「単語一覧のインポート」をタップします。
- CSVファイルを指定します。
【Webサーバーに配置した場合】
「CSVファイル」の入力欄にCSVファイルのURLを入力します。
【メールに添付して送付した場合】
メールアプリに切り替えて、メールに添付されたCSVファイルを長押しし、「mazecで開く」を選んで建設mazecで開きます。
mazec設定アプリに戻ると、「CSVファイル」の入力欄にファイル名が表示されます。 - 「文字コード」で、CSVファイルの文字コードを選びます。
- CSVファイルの1行目を登録の対象からはずすときは、「ヘッダ行」をオンにします。
- 「登録」をタップします。
ユーザー名とパスワードを入力する画面が表示されたときは、手順3.のURLにアクセスするためのアカウント情報を入力します。
CSVファイルに記述された単語が登録され、その内容が「登録済み単語一覧」に表示されます。
- 一括登録した単語をすべて削除するには、「登録済み単語一覧」の「削除」をタップします。
一括登録した単語の一部を削除したり、単語を変更したりするには、CSVファイルを編集して一括登録しなおします。
この場合、CSVファイル中の削除・変更しない単語の行は、そのままにしておきます。＊登録済みの単語はすべて、あとから一括登録したCSVファイルの内容に置き換わります。
CSVファイルの編集内容が反映されない場合は、しばらくしてから実行するか、ファイル名を変更して実行します。