Lesson.11 2.1の共有ドライブが機能を拡張する
Share Anytimeの招待が飛躍的に便利に

実は、2.0から装備されていた『共有ドライブ』だが、 『2.1』でとても便利に。とりわけ、Share Anytime書類を ここに入れておけば、会議の開始がとても簡単になる。

※このページは、2014年2月10日配信の『flick!』から抜粋しています。
flick! (フリック!)
枻出版社が発行するデジタルガジェット情報誌「flick! (フリック!)」で、全6回にわたりNote Anytimeの連載が掲載されています。
共有ドライブで書類を簡単共有
とりわけ、シェアノート便利
 Note Anytimeの基本機能であるクラウドサービス『デジタル・キャビネット』に、 それを利用した共有機能である『共有ドライブ』が設けられた。バージョン2.1以降、その利用が簡単になったので、詳しくご紹介しよう。
 ちなみに、共有ドライブの作成にはデジタルキャビネットへの登録と、Anytime有料サービス(期間限定で無料提供中)への申し込みが必要。
 

Step 1
まず、ひとり共有ドライブを作り
ほかのメンバーを招待
 共有ドライブの作りかたは、一般的なクラウドアプリと同様。
誰か一人がドライブを立ち上げ、他のメンバーを招待する方式。招待にはデジタルキャビネットに登録しているメールアドレスを使う。
   
まず、ドライブを共有するメンバーの誰かひとりが『共有ドライブを作成』を選択する。   そして、メンバーのデジタル・キャビネットに登録されているアドレスを登録して申請。   メンバーの共有ドライブの中に、ドライブが出来たことが知らされる。承認すればOK。
Step 2
書類を作り共有ドライブへ
それを開けば一気に、テキストに
 Share Anytimeのシェアノート作りに便利。これまで、会議を立ち上げるたびにメールで招待する必要があったのだが、一度共有ドライブを設定してしまえば、 次回からはファイルを置くだけでOK。
   
Share Anytimeで共有する場合には、最初に普通のドライブに共有ノートを作るのがコツ。   そのルートで作ったノートを、共有ドライブに入れる。そのノートは会議で共有できる。   Note Anytimeで共有するなら、ノートを作るだけでOK。他のメンバーと書類を共有できる。
Step 3
一度シェアすれば、
驚くほど簡単いつでもノートを共有できる
 一度、共有ドライブに置いたシェアノートからShare Anytimeで開ければ、会議の開催はとても便利になる。
それぞれの共有ドライブにあるノートを立ち上がるだけで、ノートが連携されるようになるのだ。
ここへ来てさらにShare Anytimeが真価を発揮してきたと思える。ぜひ体験を。
共有ドライブに置かれた、シェアノートを開くと会議が始まる。これは便利。

 
司会者、発言者など権限の設定をしたい場合には参加者の設定をおこなう。通常は、参加者の設定はしなくてもOK !       3つのiPadのノートが完全に同期して、シェアノートとなっている。ほぼ同時に絵が浮き上がるのには感激する。
Step 4
他にもメニュー構造など細部の
機能をしっかり見直ししている
 共有ドライブ以外にもさまざまな改善が施されている。バージョン2は大きなジャンプだっただけに、そのあとの細かい調整でグッと良くなった感じだ。
メニュー構造の見直しや、タイトルバーがタップで変更できるようになった点も便利。
その他にもあると便利な機能が数多く増えていて充実している。
2・0ではメニューバーをタップしてもタイトルを変更できなくなって不便だったが、その機能が復活した。
 
三本バーのメニュー内部の項目の並びが階層構造も含めて整理され、とても使いやすくなった。   共有メニューにiTunesに送るという機能を追加。これでMac側からデータを取り出す手段が増えた。   書式バーがさらに便利になって、文字の色のみならず、背景色も変更することができるようになった。