MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【小6 道徳】杉原千畝ー大勢の人の命を守った外交官ー
滋賀県 大津市立小松小学校 中川洋輔先生
■ 単元目標
政府の命令に背いてまでビザを書き続けた千畝の思いを考えることを通して、誰に対しても公正、公平な態度で接し、社会正義の実現に努めようとする心情を育てる。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
心情メーターで表した心の揺れをモニタリングの比較機能で比較した。クラスメイトの様々な考えを一目で確認できた。
児童の考えをMetaMoJi ClassRoom上で見ることができ、歩き回らずに確認できる。様々な考えを見逃さず、指名し発表させることができる。
■ 学習活動
1.今日の教材について知る。
ユダヤ人難民の言葉から今日の教材について知る。
「日本が天国に見えた。」、「リンゴなどの果物を無料でもらった。」「銭湯の主人が、無料でお風呂を解放してくれた。」「敦賀の人たちは優しかった。親切だった。何百年経とうと、けっして敦賀のことを忘れない。」の言葉から、外国であった杉原千畝さんの話であると知る。
2.めあてを確認する。
「正義の実現について考えよう。」というめあてを知る。
3.千畝の思いを考え、クラスで交流する。
①日本を通過するための許可を求めるユダヤ人たちに対して、「許可を出すことはできません。」と言うしかなかった千畝の気持ちを考える。
②心情メーターを使って、ビザを出すか出さないか自分なりの考えを書き込む。クラス全員の答えをモニタリングの比較機能で見比べる。
4.千畝の思いをさらに考える。
ビザを書き続けた千畝を支えていたのは、どのような思いか考える。
5.自分の立場から正義について考える。
正義の人はどんな思いや考えを持った人か考える。