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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【小6 校外学習】
 公園にある生き物を見つけて、フィールドビンゴとフィールドマップを作ろう

神奈川県 LCA国際小学校 中山徹先生

■ 単元目標

・五感を通して自然の美しさ等に気付き、自然や生き物への親しみを感じる。
・ビンゴを完成させるために、グループの友達と協力する。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

①一人一台端末の導入前は、こういったフィールドワークに必要な持ち物は、校外学習のしおり(中にフィールドワークのためのページ)、鉛筆、探検バッグ(バインダー)、デジタルカメラ等であったが、これらの持ち物がタブレット一台で済むことになり、児童の準備がとてもシンプルになった。MetaMoJi ClassRoom内に「校外学習のしおり」のデータを入れることで印刷・製本の手間が無くなり、その他の物品を教員が準備をする時間もカットできた。
②グループ学習ページを設定したことにより、ビンゴ達成のためにどの植物が足りないかが、ひと目で分かるようになった。また、教室内での作業の進捗状況がモニタリングを使うことによりリアルタイムで分かるようになり、適切に声掛けをすることができた。

■ 学習活動

1.フィールドビンゴを作るために、写真を撮る。

フィールドビンゴを作るために、写真を撮る。

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1クラスを3人ずつのグループに分け、お題に即した公園内の植物・昆虫などの生き物を見つけて写真に撮る。
児童は、MetaMoJi ClassRoomを初めから開いている状態でフィールドワークを始める。児童は、画面左上の「+マーク」をタップ→「カメラから追加」をタップして、写真を撮影する。撮影した写真は、シート右側に集めておく。

※「フィールドビンゴ」については、下記文献を参考にし作成しました。
日置光久、神長美津子監修『NATURE GAME BOOKS 先生のための実践書シリーズ アクティブラーニング実践書! 体験と学びを深めるネイチャーゲーム』日本シェアリングネイチャー協会、2021年、P65~68「フィールドビンゴ」

2.フィールドビンゴを完成させる。

フィールドビンゴを完成させる。

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フィールドビンゴを完成させる。

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教室に戻って、シートの右側にためておいた写真をフィールドビンゴの枠の中に入れていく。
※児童によっては、動画を撮って、録音していた。

3.フィールドマップを作る。

フィールドマップを作る。

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グループで撮った写真が、公園内のどこにあったかを、マップ上に示す。撮った写真はコピーして次のページに移し、マップの該当する場所に置く。
作業が終わったグループから、「グループの振り返り」と「自分の振り返り」を書く。

4.クラスで共有する。

クラスで共有する。

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グループごとに完成したフィールドビンゴをもとに、どのようなものを集めたかを発表させる。
MetaMoJi ClassRoom上ではグループを発表者として設定し、「なぜこの写真を撮ったのですか。」などといった質問が児童から自然に出て、活発に盛り上がった。なお、「本日のスペシャル」は、ビンゴのお題とは異なる「これは!」と思ったものを撮影したもので、グループの発表時に写真を撮った理由をプレゼンし、どれが一番良かったかをクラスで投票した得票数が多かったものから順番に点数を多くした。ビンゴで揃った列の数と、「本日のスペシャル」で得た得点を合計して、上位から順に表彰した。

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