MetaMoJi ClassRoom - GIGAスクール構想 1人1台に最適なリアルタイム授業支援アプリ
 

MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【小5 国語】夏休みの作品にファンレターを送ろう

東京都 聖学院小学校 池内清先生

■ 単元目標

・言葉には、相手とのつながりをつくる働きがあることに気づくことができる。
・目的や意図に応じて、日常生活の中から話題を決め、集めた材料を分類したり関係づけたりして、話し合う内容を検討することができる。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

・教師が児童の画面をモニタリングできるので、児童一人ひとりの作業の見える化ができる。
・見える化ができることにより、必要とされる児童への支援が容易になる。
・児童は、自分や友達の考えをMetaMoJi ClassRoomを見るだけでリアルタイムで把握できるようになる。
・デバイス上でお互いの作品を見てコメントが付けられる。
・教師の設定一つで、一斉学習、個別学習、クラス学習が容易にできる。児童は、一つの画面で異なった形態の学習ができるので戸惑わない。
・「生徒による他人の書き込みの編集を許可」をOFFにすることで、安心して児童が作業できる。
・文章を作成するとき、手書き、ワープロと自分の好みに合わせて選択することができる。

■ 学習活動

1.夏休み作品の紹介を作ろう

夏休み作品の紹介を作ろう

(画像クリックで拡大)

★個別学習ページ 先生レイヤー

『「夏休みの作品」の紹介をするカードを作ります。』
(夏休みの自由研究・作品を子供達はプロジェクターにMetaMoJi ClassRoomの画面を投影し、書き込みながら説明を行う。)

手順は以下の3点を説明する。
 ・夏休みの作品を持って、ペアの人に写真を撮ってもらう。
 ・MetaMoJi ClassRoomを使ってワークシートに写真を貼る。
 ・作品名、注目ポイント・工夫したところを簡単に書く。(手書き、ワープロどちらでもいい)

2.作品紹介作成

MetaMoJi ClassRoomは個別学習ページにしておく。
 ・写真を取り合うペアは席のとなり同士にする。
 ・操作が分からない時は、児童同士で教えあってよい。
 ・教師はMetaMoJi ClassRoomのモニタリングをして、児童の作業の進み具合を見守る。
 ・戸惑っている児童がいたら個別に支援する。

3.ファンレターを贈ろう

ファンレターを贈ろう

(画像クリックで拡大)

MetaMoJi ClassRoomは個別学習ページ、生徒同士で書き込めるの設定にする。
また、授業ノートの設定を「生徒による他人の書き込みの編集を許可」をオフにしておく。

『みんなの作品にファンレターを贈ります。』
手順を説明する
 ・友達の作品を見て、ファンレターを書く。
 ・ファンレターを書いたら、最後に(◯◯◯)のように自分の名前を書く。
 ・書く分量はワークシート一人一行分。
 ・贈る相手を否定したり、嫌なことは書かない。もらって喜ぶファンレターを書く。  

4.ファンレターを書く

ファンレターを書く

(画像クリックで拡大)

MetaMoJi ClassRoomは個別学習ページ、生徒同士で書き込めるの設定にする。
また、授業ノートの設定を「生徒による他人の書き込みの編集を許可」をオフにしておく。

『全員にファンレターが贈れるといいですね。』
 ・教師はモニタリングをして、児童の作業の様子を見守る。
 ・児童の書き込みの場所が重なるが、その時は、どこか他のところに避けて、
  書き終わってから行に移動すればいいことを指示する。
 ・教師が共有レイヤーに赤ペンで書き、簡単なコメントなどを入れると子供たちが喜ぶ。  

5.振り返り

振り返り

(画像クリックで拡大)

『どんなファンレターが来たか自分のページに戻り、読んでみましょう。』
 ・だれが、どんなことを書いてくれているかを確認しながら、真剣に自分のファン
  レターを読んでいる。
 ・教師は、モニタリングして、よく書けているファンレターを紹介する。
 ・普段、あまり関わらない児童からファンレターが届くと、もらった児童もうれしそう
  に読んでいた。

後日、一人ひとりの作品をPDFにしてコンピュータにコピーする。それを印刷して、児童に配布した。  

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