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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【小3 算数】三角形と角(発展課題)_2024年度実施

埼玉県 青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校 井上厚史先生

■ 単元目標

この単元で学習したことを活用することで、学習内容の理解を進化させることを期待している。活動を通して学習したことの意義を実感することにつながり、学びに向かう態度を一層育むことを期待している。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

三角形をならべて模様を作る発展課題で、MetaMoJi ClassRoomを使って行った。教科書の巻末の実物を切り取るやり方もあるが、過不足があったりその後の片づけを考えるとデジタルでの取り組みの方が容易である。MetaMoJi ClassRoomならば三角形の複製、移動、回転も容易である。また、色の変更や形の変更(正三角形と二等辺三角形に限定した)もできるため、活動に広がりが出てくると考えた。事実、児童は色を変更したり、回転させたりすることで様々な模様を考えだしており、45分の授業では足りず、「もっとやりたい!」と授業後も継続して取り組む姿が見られた。
算数の観点としては、正三角形と二等辺三角形の特長を理解することであったが、ICTのスキル向上(色の変更、変形、回転、グループ化、複製、拡大縮小)も合わせて取り組んだ。
副産物としては、6年生の学習である「線対称」、「拡大縮小」、「相似」について簡単に触れることができたのも良い経験になった。

■ 学習活動

1.導入 10分

導入 10分(1)

(画像クリックで拡大)

導入 10分(2)

(画像クリックで拡大)

教科書P91「学習のしあげ」(東京書籍 下巻)を読み、学習した図形の特長をおさらいする。
「今日は学習した図形を使って模様づくりをします。」

「模様づくり」の説明だけだと「蝶」や「飛行機」などが出てくることも考えられたため、幾何学模様の説明を付け加えた。

2.展開 15分

「やってみよう」と開始。(制限時間は15分)
机間巡視の際に、図形の複製、図形の回転の方法を伝える。
また、模様のタイトルも考えるよう指示をする。

3.展開2 10分

20分経ったところで、一人一人のタイトルと作品を鑑賞する。

「先生に注目機能」で、児童iPadはロックして、教師画面をプロジェクターに投影して鑑賞する。
この時に「線対称」の模様を作っている児童がいたため「これはね。。」と説明を付け加えた。

4.展開3 10分

展開3 10分(1)

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展開3 10分(2)

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展開3 10分(3)

(画像クリックで拡大)

友だちのを鑑賞するとお互いの刺激になるようで、ロックを解除して引き続き模様づくりを行う。
(今の作品を継続しても良いし、新規に作り直してもよいことにした。)

この時のTipsとして、「グループ化機能」と「縮小」を教える。
お気に入りの模様ができたらグループ化して縮小させる。それを複製していけばさらに複雑な模様を作ることができることを知ると、早速取り組む児童が多かった。

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