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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【小3 国語】詩のくふうを楽しもう

埼玉県 青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校 井上厚史先生

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

いろいろな詩の表現を味わうため、「さよなら三角」の詩を取り上げた。「○○は△△だ。△△は□□だ。」と連想しながらつながっていく詩であり、音読も楽しんで取り組むことができる。
今回はこの詩をあえて一行ごとにバラバラにし、先のヒントをもとに正しい順序に並べ替える活動を取り入れた。前後の繋がりを意識しないと並べ替えができないため、いつもよりも文章を深く味わう活動ができるのではないかと考え実施。メタモジの基本レイヤーに枠を用意。個別レイヤーにばらばらにした詩を配置し、正しい順序になるように動かせるようにした。児童は最初は「知らない詩だからわからない」と戸惑いを見せていたが、一行一行を読むうちに閃いたようで「こうではないか?」と活動に没頭していた。大方完成したところで「出だしが分からない」と悩む児童が多くいた。この詩は「さよなら三角」から始まるのだが、児童にとっては「『さよならだから最後ではないか?}と考えたようで、すると出だしは『またきて四角』か?でも、またきてから始まるのはなんかしっくりこない」と、よりじっくりと詩に向き合うことができたように感じられた。
最後の一行はいろんなバージョンがあるが、キリスト教学校としてふさわしい文になるようにこちらで差し替えをした。

■ 学習活動

1.導入

導入

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教科書P88「詩のくふうを楽しもう」(光村図書下巻)の学習を振り返る。
いろんな詩のくふうを振り返りながら音読する。

2.展開

展開

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「今日は新しい詩を味わってほしくて用意しました」と紹介してMetaMojiを開くよう指示する。

「ある詩をバラバラにしてしまいました。正しい順になるようによく読んで言葉を並べ変えてみよう」

3.まとめ

まとめ

(画像クリックで拡大)

どんな順で並べ替えをしたのか「注目→モニタ」でプロジェクターに投影し、一人一人の詩を味わう。

原文の詩を紹介した後、音読して詩の楽しさを味わってまとめとした。
児童からは「マジカルバナナみたい」という感想が聞かれました。

4.教材制作手順覚書

教材制作手順覚書

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下絵となるものはCanvaで制作。
iPadを画面分割し、Canvaで作成してPDF共有しMetaMojiへ送信。

基本レイヤーが完成したら個別レイヤーにオブジェクトを配置して作成、完成、配信の手順で制作。

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