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MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【小3 算数】三角形と角

埼玉県 青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校 井上厚史先生

■ 単元目標

辺の長さに着目して三角形を弁別し、二等辺三角形や正三角形の意味や性質について理解する。
小学校学習指導要領 第3学年及び第4学年の内容 知識及び技能

ランダムに描いた三角形も特徴ごとに弁別することができることを学ぶ。
また二等辺三角形であっても形はそれぞれであることを知ることで、大きさや形によらない、特徴ごとの仕分けに慣れることも目標とした。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

MetaMoJi ClassRoomでは、個々に描いた図形を取り込んで操作することが可能でありとても重宝している。
今回は12種類の三角形を描かせたが、児童の手元だけで完結してしまい、活動に広がりや新たな視点が持てずに終わってしまうのではないかと懸念していた。
そこで、図形一枚一枚を写真に撮り、必要箇所だけをトリミングしてベン図に移動させる活動を取り入れることで、ランダムに描いた三角形でも、その特徴ごとにグループ分けできることを経験することで、あらためて図形の特徴をつかみ深める活動にするのがねらいであった。

■ 学習活動

1.三角形をたくさん書こう。(第一時)

円周を12等分した教科書巻末の教材を利用して、12種類の三角形を書かせる。

2.三角形の特徴を知ろう。(第二時)

三角形の特徴を知ろう。(第二時)

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次の時間に「二等辺三角形」と「正三角形」の特徴を学習する。

3.自分の書いた三角形は何三角形なのかを考えてみよう。(第三時)

自分の書いた三角形は何三角形なのかを考えてみよう。(第三時)(1)

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自分の書いた三角形は何三角形なのかを考えてみよう。(第三時)(2)

(画像クリックで拡大)

第一時で書いた三角形を振り返りながら、その中には第二時で学習した二等辺三角形や正三角形があるかを考える。
MetaMoJi ClassRoomを配信し、特徴ごとにベン図に画像を移動させる。
MetaMoJi ClassRoomは個別学習ページで配信。
お互いのページは見えないように設定。

4.答え合わせ

答え合わせ

(画像クリックで拡大)

答え合わせ

(画像クリックで拡大)

移動が完成した児童は〇にしてもらう。
青表示になった児童を素早くチェックして正解した児童はスタンプを押して合格とする。間違っていた場合はチェックして、再度修正するよう声をかける。

特徴を把握することに時間がかかる児童もいる。その場合は、速く終わった児童を「さんかく先生」に任命し、いつでもヘルプに来てもらえるようにした。

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