MetaMoJi ClassRoom - 授業例(高等学校)【【高2 国語】羅生門
 

MetaMoJi ClassRoom先生 授業例

【高2 国語】羅生門

岐阜県 sm先生

■ 単元目標

・本文の記述に基づいて登場人物の行動や言行を客観的に分析し、下人の犯した罪について自身の考えを理由とともに述べることができる。

■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果

・消しゴムで消して書き直しをする必要がないので、手軽かつ気軽に作業をすることができる。
・紙のふせんを使うことに比べて準備が容易であり、教員があらかじめふせんを作っておくことにより、学習者の到達度に合わせたスタート地点を設定できる。
・生徒同士の成果物の比較を画面上で簡単にすることができる。

■ 学習活動

1.本時の流れを確認する。

本時の目標を確認し、下人を「ただちに刑務所で服役」させるか、「執行猶予を付加」するかを考えること理解する。

2.本文の表現を分類する

本文の表現を分類する

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「刑務所に入れる」側の根拠になりそうな表現を上に、「執行猶予を付加」側の根拠になりそうな表現は下に動かす。
重要度が高いと考える表現はより外側になるようにする。
時間のある生徒は、本文中から根拠となりそうな表現をさらに探し、自分で追加をする。

3.自身の意見とその理由を考える

自分が裁判官なら下人にどのような判決を下すかを、理由とともに考え、プリントに記入する。

4.グループで話し合いをする

グループで話し合いをする

(画像クリックで拡大)

グループ内でそれぞれの考えを発表し、交流する。画面を見せながら、どうしてそのように考えたのかを説明する。

5.アンケート機能を使い、投票をする

アンケート機能を使い、投票をする

(画像クリックで拡大)

話し合いの結果を受けて、最終的な自身の立場を決め、投票する。多数決により、クラス内での判決を出す。

6.本時の振り返りを行う

目標の達成度について自己評価し、学んだことや感想を記入する。

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