MetaMoJi ClassRoom先生 授業例
【小3 社会】工場ではたらく人びとの仕事
兵庫県 甲子園学院小学校 米津拓真先生
■ 単元目標
地域の産業の様子を、人々の生活との関連を踏まえて理解するとともに、地図帳などの資料を通して、必要な情報を調べまとめる技能を身につけるようにする。また、地域の産業の特色や意味、人々の生活との関連を考える力や、考えたことを表現するために、地域の産業の様子について意欲的に調べ、特色や相互の関連、意味について粘り強く考えていく主体的な学習態度を養う。
■ MetaMoJi ClassRoom を導入した利点と成果
当初は行程が、見開きで並べられている教科書と実際の映像とを並行して見て学習するごく一般的な活動予定だった。
しかし、以前3年生を受け持ったとき、インプットするのみの学習方法で行った。そのときの単元テストで並び変え問題の出題した際、正答率はあまり高いものではなかった。
そこで、学んだことをアウトプットするために、無作為に並び変えた各工程の写真を正しい順番で並び変える活動を取り入れた。
個人に配付することによって、一人ひとりが活動に黙々と取り組むことができた。また、別の成果として、並び変えた写真と語句を丁寧に並べる児童とそうでない児童の実態を把握することができた。
■ 学習活動
1.学習のめあてを知る
皆が食べている蒲鉾がどのようにして作られているのかを学習することを押さえる。
2.工程について学習(インプットの時間)

(画像クリックで拡大)

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各工程(全6工程)を一つずつ確認。作業にならないよう、「なんで袋の色が違うのかな?」、「なんでかまぼこに熱を加えるの?」「熱したのに、冷やしたよ。なんで?」と対話をした。(そのときの児童の考えはノートに書かせた。まだ、MetaMoJi ClassRoomを使い始めて2か月ほどで入力に慣れていない児童が活動に遅れないようにするため)