MetaMoJi ClassRoom 事例紹介

09. 古河市教育委員会
どんな学校でも使えるMetaMoJi ClassRoomは、シンプルさと汎用性の高さが決め手!

 古河市教育委員会は、2015年度より市内の全小学校23校と一部の中学校に対して、セルラーモデルのiPadを1,421台導入しました。“スマート教育ICT”をビジョンに掲げる同市は、教師の負担を増やすことなくタブレットの稼働率を高めていくとともに、ICTの活用で基礎学力の向上と21世紀型スキルの育成を目指しています。これまでの授業をさらに発展させるICTツールとして、選ばれたのがMetaMoJi ClassRoomです。
どんな学校でも使えるICTツールとしてMetaMoJi ClassRoomを導入
 古河市教育委員会(茨城県)は2015年度より、セルラーモデルのiPadを市内の全小学校23校と中学校の一部に対して1,421台導入し、ICT活用を本格的にスタートさせました。そのうち3校は重点整備校としてiPadの一人1台環境を整備するとともに、それ以外の20校については、それぞれ40台のiPadを配備して活用を進めています。同市ではICTの活用を通して、基礎学力の向上と21世紀型スキルの育成を目指しており、学習者が主体となるアクティブ・ラーニングの実現や、プログラミング教育など新しい授業にも積極的に取り組んでいます。

 一方で、教育委員会主導の大型タブレット導入であることから、単なるICT環境の整備で終わらないよう、それぞれの学校が自立できるタブレット運用を促進していきたい考えです。そのため、エバンジェリストと命名された教育ICT指導教員を市内の小中学校から公募し、養成プログラムを設けるなど、ICTを活用できる人材の育成にも力を入れています。

 古河市教育委員会指導課長の平井聡一郎氏は、ICT導入全般について、「タブレットの稼働率を向上させつつ、どんな学校でも使えるICT環境を整備していくためには、シンプルで汎用性の高い製品を導入することが重要だと考えています」と語っています。学校や学年、教科に関係なく、教師同士が互いのICT活用について語り合える、共通言語となり得るような製品を導入し活用範囲を広げていきたい。そうした想いのもと、選ばれたのがMetaMoJi ClassRoomです。
表現力の高さ、入力の操作性、ネットワーク負荷の少なさを評価
 平井氏は前任である古河市立古河第五小学校の校長時代に、手書きノートアプリ『MetaMoJi Note』を導入した経験があります。同校は当時、ICTモデル校としてiPadを導入し、小学校におけるICT活用について試行錯誤を繰り返していました。平井氏は、当時からMetaMoJi製品が持つ表現力の高さを評価し、「小学3年生でも調べた内容を丁寧にMetaMoJi Noteにまとめる姿を見て可能性を感じました」と語っています。子供たちがより主体的に学習に取り組むためには、考えたことを試行錯誤してアウトプットできる環境が重要だと再認識したというのです。

 こうした現場での経験を踏まえて平井氏は、古河市教育委員会で指導課長としてICT整備を進める時もMetaMoJi ClassRoomを導入しました。平井氏はその選択理由として「MetaMoJi ClassRoomを使って一枚の紙に表現する活動は、子供たちが構成を考えながら、自分の頭の中にある考えを再構築する思考のプロセスが生まれるため学びが深まると思いました」と語っています。こうした活動は、今までにも新聞を作ったり、模造紙を使ってまとめるなど同様の取り組みを行っていました。しかし、MetaMoJi ClassRoomを活用することで、子供たちの試行錯誤が活発になることや、失敗してもやり直せるという安心感を持って取り組めることがメリットだといいます。ほかにも、ペンや色の種類が豊富なこと、手書きの入力が優れていること、今後さらにアクティブ・ラーニングを進めていくなかで、グループによる協働作業がしやすいこともMetaMoJi ClassRoomを選ぶ理由になったといいます。

MetaMoJi ClassRoomの活用で、子供が試行錯誤して
アウトプットできる。
  
 そして、もうひとつ。平井氏はMetaMoJi ClassRoomが他の授業支援ツールに比べて、ネットワークへの負荷が少ないことをメリットに挙げました。MetaMoJi ClassRoomでは全画面の表示情報を全員に送るのではなく、追記された描画の差分データだけを共有する仕組みのため、セルラーモデルの環境でもスムーズにリアルタイムで画面共有が行えます。コスト面に課題を抱える多くの地方自治体は、学校現場におけるネットワーク整備が進んでいるとはいえず、「そうした環境においても、MetaMoJi ClassRoomであれば強い味方になるだろう」と平井氏は語っています。
完成度が高く、視覚的に伝わりやすいレポートを作成できる!
自分が作成したレポートを互いに説明し合う。
 古河市立古河第三小学校の石﨑裕美教諭は、国語、理科、社会など多くの授業でMetaMoJi ClassRoomを使用しているといいます。見学した小学5年生理科の授業でも、「より良い実験レポートにするにはどうすればいいだろう?」をテーマに、児童たちはレポートの作成に取り組みました。

 石﨑教諭は、MetaMoJi ClassRoomを使うメリットについて、「子供たちが、いろんな情報をひとつにまとめていく作業がやりやすい」と話しています。例えば、実験レポートを作成する時も、ノートの場合はスケッチが苦手だったり、途中で失敗したりして上手くまとめられない子供もいますが、MetaMoJi ClassRoomでは、写真を使ったり、色彩豊かにまとめたりと、鉛筆で仕上げるのとは違う完成度の高いレポートができるのがメリットだというのです。
 石﨑教諭は、「結果として、視覚的に伝わりやすいレポートができるため、子供たちが積極的に発表したり、意欲を持ってレポート作成に取り組む姿が見られます」と語っています。

 見学した理科の授業でも、子供たちは前時に行った実験を思い出しながら、丁寧にレポートにまとめていました。実験の様子を撮った写真をMetaMoJi ClassRoomに取り込んで直接書き込みを加えたり、要点が目立つようにアイテムで印をつけたりと、分かりやすく見やすいレポートになるよう工夫を凝らしていました。また自分が作成した実験レポートを互いに発表する活動では、子供たちがiPadを片手に、自分が話している部分をレーザーポインタで指示を指しながら説明するなど、自分が考えた考察について堂々と意見を述べる姿が見られました。

 ほかにも、石﨑教諭は、MetaMoJi ClassRoomについて「データのやり取りがスムーズにできるところや、グループで協働作業がしやすいところが良いと思います」と話しています。ひとつのシートをグループで協働作業する時は、各自の書き込む場所を前もって色で区切って指定するなど、教師も学習内容に合わせてさまざまな工夫ができるのもメリットだといいます。
クラス全員で書き込みができるクラス活用ページを使ってみたい
 石﨑教諭は、今後の抱負として「クラス全員でひとつのシートに書き込みができるクラス活用ページを使ってみたい」と話しています。今は個別学習、グループ学習の形式でMetaMoJi ClassRoomを活用することが多いといいますが、クラス全体で同時に書き込みができるページを話し合いなどに用いることができれば、新たな交流を生むことができるのではないかと考えているようです。教師のやりたいことを引き出し、可能性を広げるツールとしてMetaMoJi ClassRoomを使ったチャレンジが続いています。
平井聡一郎氏        石﨑裕美教諭

  
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<本取材は2016年11月に行われました。画面キャプチャ、機能、肩書は当時の情報にもとづきます。>