MetaMoJi ClassRoom 事例紹介

07. 武田中学校・高等学校
教科を超えて活用できるICT教育のスモールスタートに必要不可欠なツール

武田中学校・高等学校は2016年度より、新入生(中1・高1)全員を対象にセルラーモデルのiPadを導入し、一人1台体制をスタートしました。同校ではスモールスタートでICT環境を整備し、あらゆる教科で活用しやすいMetaMoJi ClassRoomをICT教育の必須ツールとして導入。多くの先生が双方向型のコミュニケーションを重視したアクティブ・ラーニングの実現に向けてMetaMoJi ClassRoomを活用しています。
一方通行から双方向型の授業へICTで授業に広がりを
武田中学校・高等学校(広島県東広島市、校長 竹村豊子)は、「世界的視野に立つ国際人の育成」を建学の精神に掲げる共学の私立中高一貫校です。英語教育に力を入れており、毎年さまざまな国の留学生を受け入れたり、同校の生徒が海外研修に赴いたりするなど活発な国際交流を行っています。豊かな国際経験を通して、創造力、想像力、行動力など、現代の社会に必要な素養を育む教育活動を実践しています。

同校では2016年4月より、新中学1年生と新高校1年生の全217名を対象に、個人所有によるセルラーモデルのiPad Air 2を導入し、一人1台体制をスタートしました。2020年度から本格的に始まる大学入試改革を意識し、思考力・判断力・表現力の向上を目指したアクティブ・ラーニングの授業を実現するためにICTを積極的に活用していきたい考えです。同校でICT整備・運用に関わる松本達雄教頭は、「以前から、教師が一方的に講義する受け身的な授業を見直し、生徒が主体性に取り組める授業改善を進めてきました。その中でICTをいつでも使える環境があれば、これまでの授業に広がりをもたせることができると思いiPadの導入に踏み切りました」と経緯を話しています。生徒の主体性を促すためには、教師と生徒間におけるコミュニケーションをもっと活発にしていくことが重要になります。武田中学校・高等学校では、一人1台のiPad環境を双方向型のコミュニケーションを重視したアクティブ・ラーニングの実現に生かしていきたいというのです。
ICT教育のスモールスタート、MetaMoJi ClassRoomは必須ツール
セルラーモデルのiPad、MetaMoJi ClassRoomを採用。

iPadの一人1台体制に舵を切った武田中学校・高等学校。とはいえ、iPadをはじめとしたICT環境の整備には、初期コストがかかります。無線LAN環境や電子黒板、プロジェクター、デジタルコンテンツ、プラットフォームなど、充実したICT環境を目指せば、“あると良いもの”にはキリがありません。限られた予算の中で、何を必要とし、何を優先していくのか。その見極めはICT整備を進めるどの教育機関にとっても、頭を抱えるポイントであります。

武田中学校・高等学校の場合、Wi-Fi環境など大規模な設備から着手せず、まずは出来ること、最低限必要なものから整備を行うスモールスタートで始めました。セルラーモデルのiPadを選択したのも、そうした理由が背景にあります。セルラーモデルであれば初期コストの削減が図れるとともに、遠方からスクールバスで通う生徒が通学時間を有効に活用できます。同校では約8割の生徒がスクールバスを利用していることから、長い通学時間を活用して自学学習できるよう、生徒がいつでも、どこでもICTを使用できる環境を最優先したといえます。
そして、もうひとつ。ICT整備の必須ツールとして導入したのがMetaMoJi ClassRoomです。武田中学校・高等学校では、双方向型のコミュニケーションを充実させるためには授業支援ツールが欠かせないとしMetaMoJi ClassRoomを導入しました。その理由について松本教頭は「MetaMoJi ClassRoomなら問題の配布や、宿題の提出、意見の比較など、さまざまな教科で自由自在に使えると思いました。このクオリティーにもかかわらず、他の製品と比べて価格帯が割安であったことも良かったですね」と語っています。

また同校で情報教育研究部主任の小野公宏教諭は「MetaMoJi ClassRoomはリアルタイムの共有がスムーズで優れていると感じました。中学校の授業では、特に双方向型の授業に力を入れているので使いたいと思いました」と話しています。
松本達雄教頭         小野公宏教諭

  
教科を超えて、多くの先生が“使ってみよう”と思えるツールに
武田中学校・高等学校におけるMetaMoJi ClassRoomの活用は、教科を超えて、多くの先生に使用されていることが特徴です。問題配布、板書、PDFファイルへの書き込み、一覧表示、発表スライドの作成など、教科に関係なく幅広い学習シーンで活用できるMetaMoJi ClassRoomならではの汎用性の高さが、多くの先生に対して“ICTを使った授業をやってみよう”というモチベーションを与えているようです。同校のICT活用全般においても、決まった先生だけでなく全体的な取り組みへと発展しているのが伝わってきます。

中学校では、MetaMoJi ClassRoomを自分の考えをまとめたり、発表したりするシーンで多く活用しています。例えば中1社会では、都道府県のPRチラシを作って発表をしたり、中1理科では実験の様子を写真に撮り、その画像データを用いてレポートにまとめるなど、MetaMoJi ClassRoomを活用して、生徒が自分の考えを表現して伝える活動が行われています。

また中1数学を受け持つ小野教諭の授業では、協働学習にもMetaMoJi ClassRoomを活用しています。問題をPDFで配信してグループで考え、グラフに書き込んだり、教科書に載っていない問題をグループで考えたりします。小野教諭はMetaMoJi 2016年10月取材ClassRoomについて、「授業中に生徒が考えたさまざまな答を見られることがメリットです。こんな風に考えているのかと気づくことがあり、それを見逃すことなく、授業の中で取り上げることができます」と語っています。

高校では、クラス内の意見を一斉に共有できる一覧表示がよく使われています。高1の現代社会ではクイズを出して全員の答を一覧で表示したり、高1化学ではMetaMoJi ClassRoomに送られたPDFファイルの問題に答を書いて、生徒同士の意見を比較するなど、生徒が授業に対してより参加できるシーンを生みだしています。松本教頭は「MetaMoJi ClassRoomは生徒が今、どういう状況なのかがよく分かるのが良いですね。理解できている生徒、同じ間違いをしている生徒、意外にも普段は手を挙げない生徒が興味深い意見を書くなど、これまでの授業では気づかなかった生徒の姿を見つけることができています」と語ります。ほかには、MetaMoJi ClassRoomを使えば、問題プリントを印刷する手間が省けることも些細なことではありますが、現場の効率化につながっているとのことです。
MetaMoJi ClassRoomで、生徒の主体的な学習を引き出す。

先生がファシリテーターになる授業を目指したい!
武田中学校・高等学校は今後のICT活用の展開について、より充実したアクティブ・ラーニングを実践していきたい考えです。そのメインツールとしてMetaMoJi ClassRoomをこれまで以上に活用し、生徒の主体性を引き出していきたいといいます。松本教頭と小野教諭は2人とも、「教師が教え込みすぎたり、話をし過ぎたりする授業から脱却していきたい」と話しており、学習者主体の学習を実現するためにも、教師の役割がティーチャー(教える人)からファシリテーター(導く人)にシフトすることが重要だと考えています。
お客様プロファイル:
  • 学校名:武田中学校・高等学校
  • 住所:広島県東広島市黒瀬町大多田443-5
  • 学校HP:http://www.takeda.ed.jp/
<本取材は2016年10月に行われました。画面キャプチャ、機能、肩書は取材時の情報にもとづきます。>