MetaMoJi Share 事例紹介

02. 玉川大学工学部・小酒井准教授 MetaMoJi Shareを卒業研究で活用

学会での発表論文を仕上げるため共同作業に取り組んでいる3人の方が、それぞれ別の場所からMetaMoJi Shareで資料を共有し、Skypeで会議するところに同席させていただきました。

場所は、玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科・小酒井正和准教授の研究室。参加者は、小酒井准教授と、Skypeで会議に参加された共同研究者の専修大学商学部・岡田穣准教授、新潟の実家に帰省中の玉川大学工学部マネジメント・コントロール研究室のゼミ生・北見紫織さんです。
今回お話を伺った玉川大学工学部
マネジメントサイエンス学科の小酒井正和准教授。
会議で使用されたプレゼンシートの原案にMetaMoJi Shareから書き込まれました。
北見さんが作成した学会発表用のスライド原案は、あらかじめ、MetaMoJi Shareのノートとして3人のiPadに読み込まれています。このノートは、私たちのiPadでもシェアさせていただきました。

この3者会議では、スライドのページを見ながら、「数字を書いた表はプロセスと位置づけ絵にして例示する」といった内容が話し合われ、シェアされたノートからは、スライド原案に注釈や指示などが次々と書き込まれていく様子をリアルタイムに見て取ることができました。
発表資料のレビューを行うといった場合、会議参加者が共通の認識を持てるように、資料に手書きで注釈や指示を書き込んでいくことは有効です。ただ、1つの資料に対し、誰もが書き込み、誰もが閲覧できるようにするためには、スライドなどに映写した1つのファイルに書き込む必要があり、これまでは、参加者が同じ場所にいないとできませんでした。

MetaMoJi Shareを使えば、今回の会議で実際に行われたように、参加者がどこにいようと1つの資料に対して、誰もが書き込み誰もが閲覧することができます。しかも、共有できる人数は最大100人。今回の会議では、MetaMoJi Shareが、発表資料のレビューといった用途に極めて有用であることを示していただきました。
このノートは、3カ所に分かれた3人のiPadからMetaMoJi Shareでシェアされました。
この会議の前後、MetaMoJi Shareの使用感などについて、小酒井正和准教授にお話を伺いました。北見さんには、新潟からSkypeで参加していただきました。
浮川:MetaMoJi Shareを先生がお使いになられた経緯を教えていただけますか?
小酒井准教授:もともと、ゼミ生の北見さんがMetaMoJi Noteを授業で使っていました。ところが、彼女が足を怪我して入院することになってしまったのです。と言っても彼女は4年生です。卒業研究のための作業を続ける必要がありました。当初は、連絡や作業の確認を音声でやろうと思っていましたが、病院では声を出すことが難しく、足の怪我なので病院から外出するのも大変です。
そんなときに、MetaMoJi Shareの発表を見て、これを使うしかないだろうと思ったのです。彼女との打ち合わせや、状況の連絡や指示のようなことで使うようになりました。
浮川:私たちの発表を見て、すぐ使い方が分かったのでしょうか。
小酒井准教授:私は、発表のニュースで見ただけです。それで、これは使えるだろう、と思いました。北見さんに、ダウンロードしておいて、とだけ連絡して、羽田空港にいたせいぜい30分ぐらいの間にノートを送っておいたぐらいです。すぐできると思って、(北見さんに対して)説明してないよね?
北見さん:はい。先生から使い方みたいな説明はなかったです。
小酒井准教授:MetaMoJi Noteを使って、それをシェアできると多分ニュースに書かれていたので、MetaMoJi Noteユーザーなら共有するのは簡単だろうと思いました。実際、すんなり使えたというイメージです。
浮川:そうでしたか。ありがとうございます。ただ、MetaMoJi Noteのユーザーさんでも、シェアを試そうにも相手が必要なので、MetaMoJi Shareに行き着かない人がいまして・・・。
もともとMetaMoJi Noteユーザーだった
北見紫織さん(奥の画面)は新潟から参加。
小酒井准教授:私が、MetaMoJi Shareでこんな使い方をしているとFacebookに書いたところ、ある高校の先生が反転授業(注:ビデオなどを使い自宅で予習し、教室では従来の宿題に相当するようなことを教師が個別指導するといった教育形態)で使えそうと言っていました。私も、新学期から、そういう使い方をしたいと思っていたところです。

大学では普段の授業でも、資料を電子媒体で配布することが増えています。MetaMoJi Noteを使っている学生は、データをPDFにして読み込んでおいて、そこに書き込んでいるようです。 それと、私は、ICTを使って教育現場を盛り立てようというボランティアのチームにも参加しているのですが、事例紹介でMetaMoJi Noteを紹介したこともあります。普段のノート代わりにMetaMoJi Noteを使っているということを説明しました。
浮川:(北見さんに対して)MetaMoJi Noteはいつ頃から使っていたのですか?
北見さん:iPadを持ったときに、お奨めアプリを調べるとMetaMoJi Noteが出てきて、そのときに入れたので、4年生の4月。1年近く前になります。
浮川:MetaMoJi Noteを半年ほど使って、MetaMoJi Shareを使われたのですね。素直に使われているので馴染んでいるという印象ですね。
小酒井准教授:今回は、離れている場所で使わざるを得ない状況でした。相手が病室なので、音を出せず、チャット機能があったのは本当に助かりました。1~2時間、ずっとチャットで会話していたこともあります。(手書き文字変換エンジンの)mazecは、こんなに入力が楽なのか、とも思いました。
「MetaMoJi Shareはすぐに使えた」と小酒井准教授。
ありがとうございました。
小酒井准教授:
今回、MetaMoJi Shareを使って、ICTで地理的なものを乗り越えるということを初めて実感しました。離れた場所の制限を乗り越え、病室にいるゼミ生とコミュニケーションが成立したわけですから。
浮川:怪我は突然でしたものね。
小酒井准教授:もともとMetaMoJi Noteで慣れていた面はあります。実際、私は、MetaMoJi Noteを使い出して、初めてiPadを使おうという気になりました。iPadをバッグに入れて持ち歩くようになりました。
浮川:私たちは、創造的なことをやるためにiPadを使って欲しいと思っています。昔から見ると、iPadにしてもタブレットやスマホも、コンピュータとしての能力は凄まじいものがあります。ソフトウェアがもう少しがんばっていけば、もっと創造性を支援するツールになるという思いがあるのです。それでMetaMoJiのアプリは、ここまでやるか、と言われるほどの編集機能を満載しているわけです。
小酒井准教授:機能が満載だからこそ痒いところに手が届く。手が届いていたと後から気づいたりしますね。
浮川:本当に使い込んでいただいていて感激しました。今日はお忙しい時間をいただいて、ありがとうございました。


<本取材は2014年3月に行われました。画面キャプチャ、機能、肩書は取材時の情報にもとづきます。>